2017年07月
龍の石像|龍が彫刻された水鉢の製作7 技法
龍の水鉢を製作しています。
背面の日にち、お名前等を彫刻するスペースは「こたたき」という技法で仕上げました。
【こたたき仕上げ】 四角い枠の中がこたたき仕上げです。道具の跡が横筋に残ります。手作業で均一な跡が付くよう仕上げます。

【使用する石道具】 コ両刃

原型のないものを製作する場合は、デザインや彫刻を考えながら作業しています。一度石を削ってしまうと、付け足すことができない為、やり直せない判断を常に迫られます。
例えば・・・
『下の画像の赤枠の部分をどうするか。』
・内側に鋭角に角を落として、設置した際に浮いて見えるようにするか
・内側にゆるく角を落として、ノミ跡の力強さを見せるか
・水をどのように流すか
設置される場所や、水鉢全体の雰囲気など総合的に考えながら良い形を考え作りあげていきます。


【設置後の画像】
制作を進めながら頭の中で完成のイメージが鮮明になっていき、設置でもそのイメージに沿って進んでいきます。

仕上げ方法は龍の迫力に負けないよう細かい仕上げではなく、あえてノミを使用したムシリ仕上げにしました。

断面の仕上げは、龍の細かい彫刻から続くように上部は細かいノミ仕上げ。下へ行くにつれて段々と荒いノミになるよう仕上げました。

背面の日にち、お名前等を彫刻するスペースは「こたたき」という技法で仕上げました。
【こたたき仕上げ】 四角い枠の中がこたたき仕上げです。道具の跡が横筋に残ります。手作業で均一な跡が付くよう仕上げます。

【使用する石道具】 コ両刃

原型のないものを製作する場合は、デザインや彫刻を考えながら作業しています。一度石を削ってしまうと、付け足すことができない為、やり直せない判断を常に迫られます。
例えば・・・
『下の画像の赤枠の部分をどうするか。』
・内側に鋭角に角を落として、設置した際に浮いて見えるようにするか
・内側にゆるく角を落として、ノミ跡の力強さを見せるか
・水をどのように流すか
設置される場所や、水鉢全体の雰囲気など総合的に考えながら良い形を考え作りあげていきます。


【設置後の画像】
制作を進めながら頭の中で完成のイメージが鮮明になっていき、設置でもそのイメージに沿って進んでいきます。

仕上げ方法は龍の迫力に負けないよう細かい仕上げではなく、あえてノミを使用したムシリ仕上げにしました。

断面の仕上げは、龍の細かい彫刻から続くように上部は細かいノミ仕上げ。下へ行くにつれて段々と荒いノミになるよう仕上げました。

【灯篭の引き取り】古い灯篭の魅力
「灯篭を引き取ってもらえますか?」というお問い合わせをいただくことがあります。
弊社では様々なご事情でお庭に置けなくなってしまった灯篭を引き取らせていただくことがあります。
先日引き取りらせていただいた灯篭をご紹介します。
桃山(ももやま)という笠の正面に桃が彫刻されている灯篭。同じ石で作られている水鉢も岡崎で作られたと思われます。どちらも程よく苔がのり、かわいらしい姿をしています。灯篭は風化しており、欠けもところどころにあります。

しかし新しく作ったものには出せない雰囲気を持っています。
言葉では上手く表現できませんが、なんとも言えない奥深い雰囲気があるのです。長くお庭で眺められてきた時代を経た味わいがあります。こうやって年月を経て良さが増すのも石の魅力です。
同じお庭にあった水鉢を灯篭の脇に置くと、しっくり馴染みます。

ご覧のとおり、決して均一とは言えない形です。でもそれが手づくりの良さでもあります。機械的に作られた形では再現できない素朴さがあります。いつの時代かに石職人が作り、お庭に納めた作品が縁あってこの場所にあるというのは何百年何千年と残る石だからこそ。また良いお庭で愛されてもらえたらと思います。
水を湛えると気持ちのよい水鉢です。
【灯篭の引き取りについて】
灯篭の種類や、大きさ、欠けの有無、灯篭の出来具合や搬出経路、地域にもより、引き取りできない場合もございます。灯篭のお写真と大きさ、ご住所をお知らせの上、ご相談ください。
弊社では様々なご事情でお庭に置けなくなってしまった灯篭を引き取らせていただくことがあります。
先日引き取りらせていただいた灯篭をご紹介します。

桃山(ももやま)という笠の正面に桃が彫刻されている灯篭。同じ石で作られている水鉢も岡崎で作られたと思われます。どちらも程よく苔がのり、かわいらしい姿をしています。灯篭は風化しており、欠けもところどころにあります。

しかし新しく作ったものには出せない雰囲気を持っています。
言葉では上手く表現できませんが、なんとも言えない奥深い雰囲気があるのです。長くお庭で眺められてきた時代を経た味わいがあります。こうやって年月を経て良さが増すのも石の魅力です。
同じお庭にあった水鉢を灯篭の脇に置くと、しっくり馴染みます。

ご覧のとおり、決して均一とは言えない形です。でもそれが手づくりの良さでもあります。機械的に作られた形では再現できない素朴さがあります。いつの時代かに石職人が作り、お庭に納めた作品が縁あってこの場所にあるというのは何百年何千年と残る石だからこそ。また良いお庭で愛されてもらえたらと思います。
水を湛えると気持ちのよい水鉢です。
【灯篭の引き取りについて】
灯篭の種類や、大きさ、欠けの有無、灯篭の出来具合や搬出経路、地域にもより、引き取りできない場合もございます。灯篭のお写真と大きさ、ご住所をお知らせの上、ご相談ください。





















