岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2017年08月

京都の桂離宮にある岬灯篭は、有名な灯篭の一つです。置き灯篭といわれる型で、高さ60㎝程度の小ぶりの灯篭で人気があります。
昭和期に設置されていた岬灯篭は白川石という硬質の石で作られていましたが、風化し蕨手(わらびて)という笠の一部が大きく欠けるなどして作り変えられています。
【現在桂離宮にある岬灯篭】昭和50年期に設置されていた灯篭とは笠の向きが異なります。
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岬灯篭は弊社でもいくつも製作してきた型です。その中でも美しく見えるバランスのお手本を細かく採寸して灯篭を製作しております。
【本鞍馬石で製作した見本となる灯篭】
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曲線のラインは型取りをしました。
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火袋は上面と下面では寸法がわずかに変えてあります。灯篭を製作する際、どの灯篭にも共通の寸法や割合がありますが、より美しく見えるバランスになるよう数ミリ変えて作られている箇所があります。採寸しているだけでも、こだわりを持って製作されたことがわかります。
数字だけでなく、より忠実に再現できるよう見本を見ながら製作していきます。
石灯篭製作風景 岬灯篭
岬灯篭の笠を製作しております。岐阜県産蛭川石を使用しております。
石灯篭製作風景 岬灯篭
【こだわりの石灯篭】岬灯篭が完成 こだわり1
【こだわりの石灯篭】岬灯篭が完成 こだわり2

NHKラジオの語学講座『実践ビジネス英語』に
masonry=石工という言葉が使われていました。
8月のレッスンの中で登場人物が自分のルーツは石工だと話す場面があります。
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テキストの中で登場人物が「祖先は1840年ごろに、名古屋の近くの町で石工の仕事を始めました。今もそこには、親せきの多くが住んでいます」と言っています。

実は話の中の、名古屋の近くの町=岡崎市 石工=杉田石材店 のことなのです。
『実践ビジネス英語』の講座で30年講師を務めている杉田敏先生は弊社7代目の従兄弟にあたり、ラジオの中では架空の話になっていますが、本当に石屋がルーツなのです。実話が含まれていると思うとおもしろいですね。
【中日新聞記事】
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/anohito/list/CK2017080402000226.html (電子版)
杉田敏新聞記事2
最近、米国では自分のルーツを辿ることが話題になっているようで、
日本ではお盆の時期と重なる為、今回のテーマとして取り上げたそうです。
多くのリスナーをひきつけるバラエティーに富んだテーマづくりに工夫されているようです。講師の方が変わらず、30年も番組が続いているということは、勉強熱心で新しい情報を得る努力をされている点は、もちろんですが、温厚な人柄も大きく影響していることと思います。

【放送日・時間】
ラジオ第2=水・木・金  午前9:15~9:30
ラジオ第2=水・木・金  午後0:40~0:55 再放送
ラジオ第2=水・木・金  午後11:20~11:35 再放送
ラジオ第2=土      午前11:00~午前11:45 再放送(3回分)

ビジネスで英語が必要な方はもちろん、
医師、警察官、主婦の方もラジオで勉強されているようです。(N)

杉田敏先生の公式サイト
What's new フェイスブックでご自身のルーツをお話しされています2017年8月11日






夏休みの8月、
「磁石にくっつく石」を探しているという小学4年生の男の子が訪ねてきました。
そんな石があるの?石屋さんは試したこともなかったです。
河原の石などを調べて3日目というので、びっくりしました。熱心さに頭が下がります。
「展示場にあるこの石に磁石がくっつく」と教えてくれました。
赤いような黒いような紫色のような色。
庭石 赤色
試してみると確かに、磁石がくっつきます。
場所によって、磁力が強い場所と、弱くてくっつかない場所があります。
強い場所では磁石がぶら下がるほど。
おもしろい石|磁石がひっつく石
この石は、お庭でかなり長い年月を経て苔むしてきたと思われます。
全体に苔で汚れ、黒っぽくなっているので、正確な産地が分かりませんが元々は赤色の石です。きれいにすると産地が分かるかもしれません。またの機会に高圧洗浄で汚れを落としてみたいと思います。
磁石もくっつく赤い石は、鉄分が多く含まれているようです。

鉄分を多く含む石としてご案内している本鞍馬石も試してほしい!
普通の磁石ではなく、強力なネオジウム磁石を持参している男の子に試してもらいました。

その他にも置き場に落ちている小石も調べてくれました。

この石探し、正直な感想は『楽しい!』
私も磁石持参で探したい。という気持ちになり、
帰り道に100均で強力マグネットというネオジム磁石を購入してみました。

さっそく、あれこれ試してみました。
黒い石、赤い石、青い石、グレーの石、白っぽい石、茶色い石。花崗岩、閃緑岩、玄武岩、安山岩、砂岩、大理石、蛇紋岩、メノウ、溶岩、灯篭を作る石、お墓にする石、高級な石、安価な石、国産の石、外国の石。

同じ石でも表面の部分、切削した石の芯の部分も試したり。表面の加工が違うと、どうだろう。など。おもしろい。案外いろいろくっつきまして、試すだけでも楽しめました。
磁石がくっついた石(これ以外にもまだまだありました)
磁石にくっつく石ひっつく石
磁石にくっつく石は100個に1個くらいの確立で見つかるそうで、見つかると「おっ!」と驚きと喜びがあります。石屋さんだと100個に1個以上の確率で見つかります。石のサンプルも高確率で磁石がひっつきました。
石のサンプルいろいろな石
男の子にもっと、あれもこれも試してもらえばよかった、と少々悔やまられます。
夏休みの自由研究が記憶に残ってくれたら嬉しいです。(N)

岡崎産の石よりも、中国産の石材の方が高確率で磁石がくっつきました。
ジンバブエの石やフィリピン産の那智石にもくっつきました。
実はこれが磁石がくっつく手掛かりでもあります。2022.08追記



研究結果の発表!


この後も、毎年研究をつづけていたそうで
4年後・・・2021年
研究を継続し、中学生になった少年の自由研究への取り組み記事↓






【夏休みの自由研究】
小学生向け







甲賀と言えば忍者の里。先日、忍術村(滋賀県甲賀市甲賀町隠岐394)へ行ってきました。「忍びの里 伊賀・甲賀」は平成29年度 文化庁より日本遺産に認定されているそうです。
甲賀の里忍術村
こちらには弊社より納めさせていただいた柚ノ木灯篭が2基あります。
【茅葺の甲賀忍術博物館前に建てられた柚ノ木灯篭】
石灯篭のある風景忍術村
【西受付脇の柚ノ木灯篭】
柚ノ木灯篭|甲賀の里忍術村
忍術村で見つけた石製品をご紹介します。
岬灯篭の笠を利用している束石がありました。こういうものに気が付くと嬉しくなります。
ユニークな束石|甲賀の里忍術村
ユニークな束石|甲賀の里忍術村
『夏目鉢』 忍者も普通の生活を送っているように見せかけて、庭を眺めながら作戦を練っていたかもしれません。
夏目鉢|甲賀の里忍術村
他にも石灯篭や水鉢もありましたが、忍術村のご紹介も。。。
手裏剣などの武具が展示された忍術博物館。隠し戸など仕掛けのあるからくり忍者屋敷は実際にみるとおもしろいです、石垣登りなど実際に忍者体験ができる忍者道場もあります。夏休みは忍者修行一日体験合宿もあるそうです。お子様と一緒にいかがですか?
甲賀の里忍術村
忍者道場水蜘蛛池|甲賀の里忍術村
忍者道場で体験できる『水蜘蛛の術』 忍者衣装の子どもたちも見かけました。衣装は借りられるそうです。

「〇〇を作ったら、いくら位でできますか?」とのお問い合わせをいただくことがあります。完成したものは価格を設定しておりますが、オーダーメイド品の場合には、簡単にお返事できないこともございます。
譚臥伐遏ウ譚仙コ玲ァ・076
【サイズやデザインについて】
例えば、幅50㎝の龍。
龍の形(ポーズ)によって幅50㎝としても様々ございます。
横に長いものと、とぐろを巻いているものとでは、同じ幅50㎝でも使う石の材料が異なります。
デザインによっては、石で再現できない場合もございます。小さすぎるもの、極端に細い部分や薄い部分があるもの、全体の重みを支える部分が細いもの、設置した際に安定が悪く固定が難しいものなど製作できないこともあります。その場合には、石で製作可能なデザインにてご提案させていただきます。

【彫刻の細かさ】
彫刻の細かさによっても製作時間が大幅に変わります。
例えば龍の場合、彫刻が細やかなものと、簡略的なものとでは完成した際の見栄えは全く異なります。龍の体にある鱗一枚一枚を立体的に彫刻することは根気のいる作業となります。雲や波を彫り込み体を隠すことにより作業は減ります。しかし、省略してしまうと龍に見えなくなってしまう部分もあります。鱗の作り方もライン作るだけ、筋を入れるだけ、一枚一枚を立体的にする場合とでは作業工程がかなり変わってきます。
龍の石像 彫刻 鱗背びれ
ご希望をお知らせください。お任せいただきデザインすることも可能です。

【お問い合わせいただく際に】
・作りたいもの
・サイズ(縦・横・奥行)
・ポーズ
・デザイン
・彫刻の具合(細かい、ざっくり)
・イメージ(かわいらしい感じ、素朴な感じ、迫力のあるものなど)
・石種(石の色、表面の仕上げ)
ご予算、納期など分かる範囲でお知らせください。
言葉でイメージを伝えるのは難しいと思います。
写真資料、スケッチ等ご用意いただけるとスムーズです。

50㎝サイズで見栄えの良いものを、1.5倍サイズで製作しても見栄えがしない場合もございます。反対に100㎝サイズのものを3分の1スケールで製作しても魅力が出ない場合もございます。設置したい場所や目的なども合わせてお知らせいただけると、お返事しやすいです。

また、ご予算内で作れるものをご提案させていただくことも可能です。

いろいろ書きましたが、まずは一度お問い合わせください。
お電話でもメールでもご都合の良い方法でご連絡ください。
石に関することは、精一杯お手伝いさせていただきます。(N)


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