岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2017年11月

こちらは松琴亭という灯篭です。桂離宮に本歌(灯篭の原型)があります。
職人が桂離宮へ足を運び本歌を参考にしバランス、形を変えたもの2基製作しました。
灯篭の違い 松琴亭杉田石材店
違いが一番分かりやすい箇所は一番上の玉です。
灯篭の違い 松琴亭玉
高さも形状も異なります。桂離宮に現在あるものは左のものよりも厚みが薄く感じましたが、(右)玉が大きく先端のとがったものと、(左)厚みの薄いものと二種類のデザインを製作しました。
受の形は(左)すっきりと (右)丸みをもたせて作りました。
灯篭の違い 松琴亭受
形の作り方で全体の重量感も異なり印象が変わります。
全体の姿を見て、お客様にお好みのものをお選びいただけるようにしています。
松琴亭 桂離宮の灯篭 杉田石材店
松琴亭 石灯篭





【4sculptors vol.2 四人の彫刻家展】
弊社従業員で石彫家 佐藤智が4人の彫刻家展を開催いたします。
2017年12月8日(金)から12日(火) 京橋画廊(大阪)にて
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

京橋画廊 大阪4sculptors2017.12
【4sculptors vol.2 四人の彫刻家展】
小林哲郎 佐藤智 林一平 山野好民

2017年12月8日(金)から12日(火) 11:00~18:00(初日のみ13時より 最終日のみ16時まで)
京橋画廊(大阪)
大阪市都島区東野田町2-8-13
MICHIKI BLD. 2F
JR 京橋駅から北へ徒歩5分


お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
会期中は佐藤在廊しております。新作を展示いたします。
【YOTAKA】

石彫作品sculptor佐藤智
石彫作品sculptor佐藤智




私たちは灯篭を作る場合に2基ずつ製作することが多くあります。まったく同じものではなく、バランスを変え製作することもあります。

今回製作した泉涌寺という雪見灯篭をご紹介します。
本歌(原型となるモデル)は京都の泉涌寺の庭園にあります。↓泉涌寺雪見灯篭 京都
弊社で製作した2基の泉涌寺雪見 違った印象を狙って製作しました。どこが違うか分かりますか?
左:弊社で製作するスタンダードな形    右:少しバランスを変えて製作した形
泉涌寺雪見灯篭 比較写真
すべのパーツを少しずつ形を変えて造ってみました。分かりやすい箇所ですと、一番下のパーツの足です。
灯篭の違い 厚みとバランス
ささいな違いですが違った印象に見えませんか?どちらも外々の足幅は同じ、全体の高さも同じなのに、異なる印象になります。設置する場所や眺める場所、見る人のお好みによってもお選びいただけるよう同じものではなく、あえて異なるデザインを製作する場合もございます。




こちらの材料は灯篭の柱として使われていたパーツです。こちらを使って立ちつくばいを製作することになりました。
見立物灯篭の柱で水鉢を
赤いラインに水穴を彫ります。
水穴の大きさ
自然風化の欠け部分をカットせず、あえて残したまま水穴を掘ります。
立つくばい 穴掘り
穴を掘った道具の跡を残したままの水穴にしました。
さっそく水の溜まる具合を確認。
立ちつくばい 完成
きれいな水を溜めるととても気持ちがいいです。新たな用途でお庭に入るのが楽しみです。
つくばいの縁




鳥居の上部には神社の名前が記された額がある場合がございます。
今回は額縁についてご説明させていただきます。
【名前を彫刻する前】
額彫刻前
【彫刻後l】
石鳥居の額
こちらは41×62㎝の額縁で9寸八幡鳥居のものです。名前を浮かし彫りにして黒色と金色の色入れをすると見ごたえのある額になりました。設置してしまうと見えなくなる額縁の形状をご紹介します。額と額を取り付ける額束は石製の場合一つの石で作ります。額束部分の底面には凹みを作ります。
石鳥居の額形状
凹んでいる部分に貫(ぬき)を挟んで設置します。
額束の上部には突起を作ります。笠石の底面に穴をあけ、笠石と貫で額束を挟み込むように固定します。
BlogPaint
この方法で額を付け方法以外に、他の取り付け方法もございます。

↑このページのトップヘ