どんな風に製品に取り入れていくのかをご紹介します。
現在製作している八角朝鮮塔は、一点一点、バランスを変えて作っています。
笠の幅と厚み、宝珠から軒に向かって下る曲線の具合、
軒の反りと厚みによって印象が変わります。
次に作る笠はどんな風にしようか。。。
今までに製作したものも参考にしながら考えます。
先日、樂美術館にて朝鮮の石塔に偶然出会いました。
笠の底面に段差があり、同じように作ってみたらいいかも。
韓国では、宗教や国の入れ替わりに伴って、象徴的な部分が
欠損しているものがほとんどで、樂美術館の塔も笠の先端がなくなっています。
温故知新。それぞれ形には意味がありますので、
韓国美術全集という古書をめくりながら情報を集めます。
どんなデザインだったのか想像して、全体の雰囲気に合うかたちを考えます。


樂美術館のものを参考に、笠の底面に段差を作ってみました。


いつも作っている朝鮮塔の笠の底面は、平らです。

上からの視線だと、見た目に影響しない部分で
目線を低くしないと分からないですが、取り入れてみました。
新しいことを取り入れて作っていくのはワクワクします。
完成はまだですが、良いものが出来るのではないかと思っています。(N)






