岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2018年10月

海外のお客様よりとても綺麗なお庭の写真が届きましたので、ご紹介します。
メールでお問い合わせをいただき、船便にて約2か月掛けヨーロッパまでお送りした石灯篭と蹲です。灯篭が手元に届いた時には、誕生日のお祝いのような気持ちで梱包をあけましたと喜んでいただきました。

【置き灯篭と銭鉢】
灯篭に少しかかった枝の具合など、雰囲気のあるお庭です。
飛び石を使って灯篭の前まで歩きたくなります。
海外日本庭園Lantern_Lake_Geneva
【松琴亭】
火袋の開口が広い松琴亭のデザインを気に入って選んでいただきました。
灯篭に向けられる視線から、美しく愛でている気持ちが伝わってきます。
海外日本庭園Lantern_Lake_Geneva
日本では新宿御苑も訪れたというお客様は、日本庭園や日本独自のデザインの愛好家。
つくばい用のひしゃくもご自身で探され、製品の到着を心待ちにしていただいておりました。

遠く離れた国でお客様がご家族やご友人と楽しみ眺めている姿を思い浮かべると、
うれしさでいっぱいになります。

灯篭を通して繋がれることに感謝しています。(N)

神社などお宮の前に並んでいる灯篭の中には、
火袋に日(丸型)と三日月を彫刻するものがあります。
灯篭の月と日の向き(1対の場合)
そこで問題になるのが火袋の向きです。灯篭の月と日の向き(1対の場合)
側面の彫刻・・・月
灯篭の月と日の向き(1対の場合)月
側面の彫刻・・・日
灯篭の月と日の向き(1対の場合)日
左右どちらを月にするか?日にするのか?
そこで灯篭を対(2基で1セット)で設置する場合に参考にしたいもの
①境内にある他の灯篭と同様にする。
②関係のある神社を参考にする。
③建て替えの場合には既存のものに合わせます。
☆参考にするものがなく、お客様もわからない場合☆
弊社では月を内側、外側に日が来るよう設置しています。

菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村の俳句の影響もあるのか、
『月は東、日は西』といわれる方もいらっしゃいます。反対に
『日は東、月は西』といわれる方もいらっしゃいます。

必ずこれといった正解はないように思われます、
建て方に迷った時はご参考にしてください。(N)








東屋の新設工事があり、周りを土留めの石で囲ってほしいというご依頼がありました。
【土留め工事前の様子】まだ真新しい東屋
東屋の石製土留め工事~石の再利用~
東屋の間口5m
石材は神社で昔使われていたものを使って工事します。形の異なる様々な石を使います。
石の再利用
飛び石に使えそうな石を選びました。
飛び石 石の再利用
厚みの異なる石を組み合わせて使います。石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
斜面は上から下にかけて土圧がかかります。念の為、支えとなる石を設置しました。
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
東屋の正面入口と右側入口に飛び石を並べました。
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
小さな石を組み合わせてみたり
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
段差がある部分は高さの異なる石を使いました。
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
石の上を楽しく歩いてもらえるように配置しました。
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
【土留めと飛び石の設置完了】
石製土留め飛び石設置工事~大縣神社~
お参りに来た方や本宮山へ登られた人たちが一休みできる場所です。お参りの際にはお立ち寄りください。



犬山市の大縣神社にて石鳥居を設置しています。基礎工事をして石を設置していきます。
基礎工事の様子はこちらの記事→石鳥居の設置工事~基礎工事杭打ち~
基礎の両サイドは沓石(柱を乗せる台石)がのる部分です。中央部分はサイドより5㎝低くしています。
石鳥居の設置工事
設置場所は山に降った雨水が集まる場所の為、柱の間を水や土が通り抜けるようにしています。
石鳥居の設置工事
石材はクレーンを使って運びます。重機のオペレーターさんへ合図を送って設置します。
石鳥居の設置工事
基礎の上に沓石・柱の順に設置します。通常よりも高くしたいというご希望で沓石を分厚く製作しています。
石鳥居の設置工事
2本の柱を建てます。
石鳥居の設置工事
貫を入れて柱の傾きの調整をします。
石鳥居の設置工事
クサビを入れ笠を乗せます。
石鳥居の設置工事
沓石をセメントで固定します。高さを半分程度を埋めました。(通常四角い部分は3㎝程度残して埋めます)
石鳥居の設置工事
完成です。
石鳥居の設置工事
柱の間は雨が降ると水が溜まるので、沓石をなるべく高い位置に設置しました。
石鳥居の設置工事
こちらの方角に伊勢神宮があることから、神宮遥拝所に神明型の鳥居を建立させていただきました。大縣神社へお参りの際には正面大鳥居の右側駐車場へ行くと神宮遥拝所があります。
石鳥居設置工事
石鳥居設置工事

石鳥居の設置工事~基礎工事杭打ち~




鳥居の設置工事を行いました。設置の様子をご紹介します。設置するのは斜面の上です。
石鳥居の設置工事
山の斜面で上から下にかけて土圧がかかり傾きやすい場所です。その為、今回は2mのステンレス棒を沓石の下に各4本打ち込みます。石鳥居の設置工事
まず鳥居を建てる為の基礎工事をします。土を掘ってみると粘土質で水分を含んだ土でした。石鳥居の設置工事
砕石を入れます。石鳥居の設置工事
ランマーでてん圧します。石鳥居の設置工事
2mのステンレス棒を差します。石鳥居の設置工事
杭打ち機という機械を使って打ち込みます。石鳥居の設置工事
石鳥居の設置工事杭打ち機
2本の柱の下に各4本ずつ、計8本の杭を打ち込みました。
石鳥居の設置工事杭打ち完了
このあと生コンを流して基礎を作ります。杭の頭が生コンに埋まるように飛び出させています。
杭とは別に、基礎と沓石を一体化させるための縦筋と呼ばれる鉄の棒を挿しています。
石鳥居の設置工事
ここに生コンを入れていきます。
まず生コンの入ったミキサー車からコンクリートポンプ車へ送り込みます。
石鳥居の設置工事生コン車
ポンプ車からホースを通じて生コンを送ります。
石鳥居の設置工事生コン車とポンプ車
基礎へ流します。石鳥居の設置工事
石鳥居の設置工事
続きはこちらの記事 石鳥居の設置工事~基礎工事2から設置~









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