岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2019年03月

重量制限があるマンション玄関用に薄型の飛び石を作っています。
前回までの様子はこちら→飛び石製作のはじまり その2(石がパカッとなる場面)
薄く機械でカットした石の底面に、飛び石の形に線を引きます。足の運びや配置を考慮して形や大きさを決めます。写真では見えにくいですが赤色で輪郭を描いています。
飛び石の製造販売
コヤスケという石道具で余分な箇所を払って全体の大きさと形をきめます。
飛石製作(コヤスケ)
飛石製作(コヤスケ)
小口(割った断面)の加工をします。
飛び石製作(ノミ)
コヤスケを当てて角を落とします。
飛び石の作り方
ノミで不要な箇所を落としながら形を作ります。
飛び石製作(ノミ)
飛び石製作(ノミ)
ノミで角をつぶすように仕上げます。
飛び石の作り方
踏み面のつまずきそうな凸部分を落とします。
飛び石の作り方
石を濡らして全体を確認して完成です。
飛び石の作り方
踏み面には極力手を加えず自然な石肌で、厚みはなるべく薄く・・・というご希望でした。飛び石としては通常のものより、かなり薄い作りです。設計士さんに重量計算をしてもらい、蹲・飛び石・砂利の重量を計算しながら極力薄く作りました。
マンションの玄関扉を開けると「和モダンな庭」飛び石を歩いてクロークへ進みます。
飛び石(薄型)の作り方完成

飛び石の製作その1(飛び石製作のはじまり)
飛び石の製作その2(石がパカッとなる場面)

福島県白河市にある翠楽苑へ石灯篭を見に行ってきました。
【柚ノ木灯篭】
日本庭園石灯篭|福島県白河市柚ノ木灯篭
翠楽苑は、池を中心に回遊できる池泉回遊式庭園になっており、小雨の中ゆっくり見学できました。
写真↓の右奥に写っている灯篭は滝見灯篭です。
翠楽苑日本庭園石灯篭|福島県白河市滝見灯篭
庭の中心にある松楽亭の中ではお茶をいただけます。池の畔には舟付灯篭がありました。
翠楽苑日本庭園石灯篭|福島県白河市舟付灯篭
井筒からの水の流れに目が行きますが、まわりの石張りも素敵でした。
翠楽苑日本庭|福島県白河市井筒
石がふんだんに使われている翠楽苑。新緑や紅葉の季節にはまた違った景色を楽しめそうです。
翠楽苑日本庭園|福島県白河市
向かいの南湖神社に建っている楽翁公像の石像。
楽翁公石像|南湖神社


鬼子母神を玄関に飾っていただいた写真を紹介します。
本体は40×30㎝ 京都産本鞍馬石の玉石を使用しています。
鬼子母神 石造物の飾り方
この場所は光が程よく当たり彫刻が柔らかく見えるそうです。子どもを両手で抱く鬼子母神のもつ優しい雰囲気が伝わってきます。玉石を並べたり椿の実の殻を置いたりして暖かな空気に包まれ、暮らしの中に取り入れて楽しむ様子が伝わります。こういう飾り方を見習いたいです。
鬼子母神 石像本鞍馬石
きめの細かい石目を活かした細かな彫刻です。国立博物館 法隆寺宝物館の光背を参考にしています。
鬼子母神 石像本鞍馬石
表面が剥離していく本鞍馬石の特徴的な石肌を残しています。玉石で彫刻をすると、元々石の中に彫刻したものが入っていたように感じることがあります。
鬼子母神 石像本鞍馬石
出かける時に「いってきます」 家に帰ってきて「ただいま」と声を掛けているとのこと、そういう存在になってくれてよかったです。


飛び石づくりをご紹介しています。前回までの様子はこちら→飛び石製作のはじまり
機械で切れ目を入れた原石
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
機械で切る場合、刃の厚み分プラスアルファ位の隙間ができます。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
隙間にスリングベルトを引っ掛けてクレーンで吊り上げます。飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
パカッ
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
蛭川石の綺麗な石目が現れます。濡れていると黒・グレー・サビ色(茶色)・白色がはっきりします。自然のグラデーションが美しいです。・・・でも今回はこの面は使いません。
岐阜県産蛭川石切削面
飛び石にするのは、こちらです。上面は手を加えず小口(側面)を加工していきます。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~

飛び石の製作その1(飛び石製作のはじまり)
飛び石の製作その3(手加工の様子)




飛び石の製作をしました。
通常飛び石は10㎝程度の厚みがありますが、マンションの玄関スペースに利用する為、なるべく軽い飛び石を作れませんか?というご相談でした。底面をくり抜くにも、破損の心配があり大きくくり抜けず、劇的な軽量化は望めません。今回は厚みを薄くして製作することにします。
飛び石(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
手を加えた石肌ではなく、自然の石肌を活かしたものを飛び石に使いたいというご希望でした。灯篭の材料にも使っている岐阜県産の蛭川石を使って作ります。飛び石に使えそうな平らな面がある石を選びます。
この石は上を向いている面を使って400×300mm内外の飛び石を作ります。上っ面だけを切り落として飛び石に加工します。
岐阜県産みかげ石(蛭川石)の原石
この石は、一つの石を真ん中で割って、割り肌面を飛び石の踏面にします。
岐阜県産みかげ石(蛭川石)の原石
それぞれ使用したい面だけを薄くスライスします。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
飛び石に使う部分を機械でカットした状態。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
これから飛び石の形を作っていきます。
飛び石の製作その2(石がパカッとなる場面)
飛び石の製作その3(手加工の様子)


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