2019年06月
石灯篭の献灯文化の研究|卒業論文調査のお手伝い
弊社会長が質問等にお答えしながら1時間程度お話をさせていただきました。弊社の昭和初期の手書きのカタログや石灯篭の書籍など参考になりそうな資料を並べると興味深く手に取ってページをめくっていました。

灯篭を製作する職人より灯篭の製作工程の説明をしました。

展示場にある灯篭を見学しながら具体的な話をします。
神社の工事等を担当しているスタッフからは現在の神社仏閣での石工事や献灯などの状況をお話しさせていただきました。

引き続き翌日は採石場の見学(詳しい様子は後日ブログにてご紹介します)

岡崎の石屋の場合、採石している業者のことを山石屋さんと呼んでいます。加工をする多くの石屋は山石屋さんから石を分けてもらって仕事が成立しています。
スケールの大きな風景を写真だけではお伝えできず心苦しいです。。。

【露天掘 階段採掘法】山を階段状に掘り下げていく採石方法です。

「かっこいい石肌ですね」と伝えると、「かっこいいでしょう」と言ってくれる山石屋さん。石が好きなんだなと感じます。スケールの大きなものばかり見ているとクラクラしてきます。採石場で2m位の石は小さく見えてしまいますが日常の空間へ持っていくとかなりの存在感があります。

石を山から切り出す過程を知ることで、改めて機械や運送の発達する以前から多くの石造物がいたるところに存在することへ驚きと不思議さが増したようでした。

2日間、社内外で様々な立場の人からお話しさせていただき、文献では分からない石に携わる人たちの想いが伝わったように感じます。岡崎に来て少しは見え方が広がったかな?と勝手に思っています。さらに調査研究を進め納得のいく論文が仕上がるよう祈っています。
木格子の製作販売(道しるべ・道あかり・石灯篭用)
灯篭本体を送っていただかなくとも、製作可能なのでお気軽にお問い合わせください。
こちらは、道しるべという柱状の石灯り用の格子です。
二面が繋がった状態で、柱の角にはめ込みます。

【道しるべ(道あかり)灯篭】

格子を製作するにあたって教えていただきたい点
1 灯篭の大きさと種類 ※灯篭全体と格子を入れる箇所の写真をお送りください。
格子を入れる前提で作られていない灯篭の場合、格子が入れられない場合があります。
2 扉の有無 扉を付ける面
3 利き手(開閉がしやすい向きに留め金を付けます)
4 サイズ幅と高さ 数量

右利きの人用の扉
この場合右面が正面です。(ご利用状況に応じて扉の面を決めます)

石灯篭は手づくり品の為、測る位置によってサイズが異なることもございます。
きちんとはめ込むことができる格子を製作する為に、お客様に計測方法をご案内し、
お手持ちの灯篭を計測していただいております。
【はめ込み方法】
接着剤は横面の4点のみに付けてください。
上下の面を接着してしまうと交換時に取り外しが難しくなります。
※格子のみをご依頼の場合、お客様にて微調整が必要な場合がございます。
【調整方法】
紙やすりの100番で大まかに削って試しながら調整
仕上げや面取りは200番の紙やすり
無理にはめ込むと、木が水を吸って膨張した時に
石を割ってしまうことがあるので多少余裕がある位が理想です。(N)
道しるべの他にも格子を製作しております。
お墓の墓前灯篭
雪見灯篭の格子
追記
2024.11現在 格子のご注文は受け付けておりません。
詳しくはお問い合わせご相談ください。
【設置事例】灯篭とつくばいのある和モダンなお庭
お庭の完成写真をお客様よりお送りいただきました。
私たちのWebサイトをご覧いただきご来店されたお客様です。新築に伴うお庭の構想を教えていただき、候補にされていた灯篭の現物をご案内しました。お話をしていると、弊社の製品を随分把握していらっしゃいます。「これ載っていたものですね」「分かります。これも見ました」とサイト上の写真の現物確認のような状態でした。
少しずつデザインが異なる丸露地灯篭を一つ一つ見比べお選びいただきました。個人的にも好きな灯篭のひとつだったので、いいですよねとお客様と灯篭の前で眺めていました。
小さな灯篭と蹲(つくばい)の組み合わせはどれが良いか。眺める目線の高さや距離を考慮して離れて眺めたりしながら、つくばいは、背は低めだけど水の溜まるのものをお選びいただきました。
こちらも個人的に好きなもので、どちらも毎日目につく場所に展示してあったので、嬉しいような寂しいようなというお話などしていると「自分のお庭に置くのが責任重大に感じてきました。こんな想いで買い物することは初めてです。」「娘を嫁がせるような想いなんですね」と言われてしまい反省しています。もちろんお庭に置いてもらうことを目的に作っていますので、ずっと展示場に並んでいても困るのですが、愛着のあるものが店頭からなくなるのは寂しくもあります。お庭に納まった姿を見ると、感激と嬉しさと安心が混ざったような気持ちになります。
葉っぱや花を浮かべて楽しんでいらっしゃいます。高浜市の瓦と岡崎市の石製品という地元の工芸品を取り入れたお庭です。
昼間は白い壁の明るいお庭ですが夜になると趣のある空間に変わります。
室内からこの景色を眺め、落ち着いたゆったりとした時間が過ごせそうです。
お庭があることによって新芽が出たり、つわぶきの花が咲いたり、もみじの葉が色づき、蹲の水が凍ったりと季節の移り変わりを感じられます。
お庭に石を設置する方法(写真付)~本体編~
石のオブジェを設置する工程をご紹介しています。
台石を設置するまでの工程はこちらから お庭に石を設置する方法(写真付)~台石編~
オブジェを台石の上に設置していきます。まず台石に線を引いて乗せる位置を決めます。
石材の上に石材を乗せる際に使用するもの(施工方法や材料は場合によって異なります。)
鉛玉(高さ調整用)
建築パテ(高さ固定用)
ノロ(みがき砂と水を混ぜ合わせたもの) (高さ調整・高さ固定用)
石材用の接着剤を円形の台座に合わせて丸く出します。円を繋げないで空気の逃げ道を作っておきます。
ノロ・建築パテ・鉛玉の順に置いて中央は接着剤を団子状に置きました。
これは上に置く石の底面が平らではなく凹凸がある為、しっかりと溝の中まで接着剤が食い込むようにする為です。底面の中央部が膨らんでいると不安定になってしまうので、中央部は窪ませて作られることが多くあります。
接着剤やセメントが固まらないうちに台座を設置します。中央に置かれているか確認します。
石を叩いて割らないように慎重にショックハンマーで叩いて水平を出します。
ハンマーを当てる面積が狭く破損が心配な箇所は、板を被せて板の上からハンマーで叩きます。内側はハンマーの柄で叩いたりもします。
はみ出したノロをふき取ります。
台座と柱の接合部も同様に作業します。
柱を乗せて水平を確かめます。台座と柱の隙間を仕上げます。
ポンプを入れて
受皿を乗せて建築パテで水平を調整します。将来ポンプの交換ができるようボンドは使っていません。
玉を乗せて完成です。
大理石の玉は水の浮力と水圧で回転します。







