岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2019年08月

石清水八幡宮型石灯篭|岩津天満宮梅園の灯篭
岩津天満宮の梅園(東山梅苑)に石灯篭を設置しました。
岡崎市の岩津天満宮は菅原道真公をお祀りし学問の神様として有名です。天満宮は道真公が梅を愛したことから社紋が梅であったり、境内に梅があると言われています。岩津天満宮には2ヵ所の梅園をはじめ境内を含めると400以上の梅の木があり、梅の名所としても有名です。収穫した梅の実は夏の間に干して梅干にしているそうです。
【設置前】園内を整備し灯篭を設置する箇所を設けていただきました。
岩津天満宮灯篭設置工事
杭を打ち込みます。
岩津天満宮|石清水八幡宮型灯篭
灯篭のパーツには穴をあけステンレスピンを入れて設置しました。
IMG_3941
石清水八幡宮型 7.5尺
本歌は鎌倉時代に作られ重要文化財となっており、京都府八幡市の石清水八幡宮で観ることができます。現在は元々あった場所から移転され社務所横の書院石庭にあります。庭は作庭家の重森三玲作で庭づくりをする造園関係者も多く見学されています。
岩津天満宮|岩清水八幡宮型灯篭
ご紹介した灯篭以外にも全部で9点の石製品を設置させていただきました。今回灯篭を設置するにあたり更に梅の木を増やして植栽されたそうで、今から見頃が待ち遠しいです。またその頃に様子をご紹介したいと思います。




8月11日(日)~16日(金)までお休みします。※10(土)17(土)は営業します。
苔と石の水鉢
お休み期間中のお問い合わせはEメールまたはファックスにてお願いします。休み明け17日(土)にご連絡します。
苔と石のつくばい
8月の定休日は18日(日)・25日(日)です。
イノシシが苔をめくってしまうので苔を元に直して、枯れないように水を撒いて世話しています。

お庭の灯篭といえば雪見灯篭を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。傘を広げたような大きな笠が特徴的な雪見灯篭は、日本庭園などでは池のそばに据えられることが多いですが、家庭のお庭でも見かける一般的な灯篭のひとつです。ですが実は種類があります。↓京都泉涌寺にある雪見灯籠は笠・火袋・受は八角形、足は4本の珍しい形をしています。
泉涌寺雪見
雪見灯籠で今回注目するのは灯篭の『足の数』です。
大きく分けると4本足と3本足のものに分れます。こちらは古代丸雪見灯篭で3本の足です。
3本足の灯篭(古代丸雪見)
3本足と聞くと不安定に思えるかもしれませんが、平面は3点を結んだ面で作られるので3本足はしっかりと安定します。
こちらの↓古代雪見灯篭は4本足です。雪見灯篭の中で一番多く見かける形です。
4本足の灯篭(古代雪見)
4本全ての足の長さが揃っていないと、いずれかの足が浮くことになります。4本足を安定させるには繊細さが求められます。
さて、3本と4本足による見た目の違いはどうでしょう?
4本足は正面から見ると、正面の足に重なって後ろ側の2本が見えなくなります。
4本足の灯籠(泉涌寺)
古代雪見2.0尺蛭川石 木格子入り
こちらの桂雪見は1本の足を正面とすると↓4本足でも3本に見えます。
桂雪見灯篭|桂離宮
一方、3本足はどの角度から見ても3本欠けずに見えます。
猫足(丸雪見)
3本足はデザイン性があり軽快な感じがします。4本足はそっと構えた感じがします。

【雪見灯篭の置き方】



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