岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2019年12月

12月29日(日)から1月5日(日)までお休みいたします。
1月6日(月)より通常営業いたします。
道祖神|石仏・地蔵石造物の製造販売
お客様が「これだ!」と思う石と出会う瞬間にたくさん立ち会うことができた一年でした。

蓮の花が好きという男の子は、ぬいぐるみを抱えながらパパママと一緒に蹲(つくばい)を一生懸命選んでくれました、代々お付き合いいただいている庭師さんはお父さんやお祖父さんと同じように、お孫さんが運転して石を仕入れに来てくれます。はじめましての方、話しながらお互いに〇〇さん・・・ですよね??と相手の様子を探りつつ何年かぶりに再会するお客様、メールのやり取りだけでも近くに感じてくれる方、海外から来てくれたご夫婦、出勤前に大急ぎで石を積んでいく方、いろいろな方と出会うことができました。石で繋がった出会いに感謝いたします。

これからも気軽に声を掛けていただけるよう開かれた石屋でありたいです。


神社にあるご神木の周りを石の柱で囲う工事を行いました。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
祠の脇の柱を基準にして作業します。
また机の両端の柱は高さを揃えて設置します。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
地面が水平ではない為、埋め込み具合を変えて高さを調整しながら設置しています。完成した時に全体がなだらかな曲線になるように作業しています。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
ご神木を囲うように60本の柱を1メートル間隔で並べます。柱の位置を前後に出したりひっこめたりして等間隔になるように調整します。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
入口には親柱(太い柱)を設置しました。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
土を戻し入れて石の工事は完成です。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
柱にはリング状の金具が取り付けてありチェーンを取り付けて完成します。
ご神木を囲う石の玉垣|旦椋神社
参拝される方々が気持ちよくお詣りできるよう石工事をさせていただきました。


木の根っこに押されて隙間ができてしまった石積みの改修工事をしました。
石積みの改修補修工事|木の根
近くにある大木から伸びる根っこの力で石が持ち上げられてしまっています。
石積みの積み直し|木の根
解体前に石に番号を付けます。土に埋まっている部分もあり全部で3段 一つの石のサイズは幅45-130㎝高さ30㎝奥行24㎝の石積みです。
土塀にも亀裂が入っており、工事の振動で剥がれ落ちるのを防ぐ為あらかじめ亀裂に補修材を差し込みベニヤとベルトを巻きつけました。
石積みの積み直し|補修工事
重機を使って埋まっていた石を掘りだしながら、石積みから60㎝離した箇所で根を切りました。
石積みの積み直し|補修工事
石を動かしてしまうほどの太い根は、人の体ほどありそうでした。チェンソーで切れなかった為斧で切りました。
石積みの積み直し|補修工事
とても大変なので交代しながら作業しました。
石積みの積み直し|補修工事
木には申し訳なく、かわいそうですが根を切りました。切り口には薬品を塗って虫が入らないようにしました。
石積みの積み直し|補修工事
太い根が何本も石積みの下へ伸びていました。
角石と角石の間口の通りが揃うように一段目の石を戻して天端を数ミリ擦って揃えます。
石積みの積み直し|補修工事
角石と角石に糸を張って水平の基準を出して積みなおします。石の後ろ側には元々あった土にセメントを混ぜて戻します(崩したことによって弱くなった土を強くする為です)石積みの積み直し|補修工事
工事完了
石積みの改修工事は石を削って調整する必要があります、また石の風化もあり新規の石積み工事とは異なる技術が必要になります。
石積みの積み直し|補修工事
工事期間中は鉄棒付近には立ち入りできなかった為、鉄棒で遊べなかった園児のみんなお待たせしました。子どもたちが安心して遊べるようになりました。木が枯れずに育ってくれることを祈りつつ、でも石積みの下へは根を伸ばさないでほしいです。

先日灯篭を見に静岡からご夫婦と娘さんご夫婦も一緒にご来店されました。ご自宅にあるコンクリート製の灯篭を一回り大きなものに買い替えたいというご希望で「今ある笠の尖ったものではなく古代雪見の形に憧れている」とのこと。
【角雪見灯篭】笠の先端が跳ね上がった型    【古代雪見灯篭】シンプルな六角形の型
角雪見灯篭古代雪見灯篭
お庭を動画で撮影してきたものを拝見させていただくと、現在あるものはおそらく2.0尺サイズの角雪見型でした。お庭全体の景色から想像すると、もう一回り大きな2.5尺サイズでも納まりがよさそうに見えました。しかし2.5尺サイズを目の前にすると、これを自分たちで設置できるだろうかと心配になってしまったお客様。下の写真では遠近法で違いが少なく見えてしまいますが存在感はかなりの違いがあります。
雪見灯篭サイズの違い2.0尺2.5尺
横に並べるとボリュームの違いが伝わりますか?
雪見灯篭の2.5尺サイズ(笠幅75㎝)は成人男性二人で人力で運び込める限界です一番重たい笠は80㎏位あります。力や体の使い方には個人差がありますので同じくらいの力がある人同士で作業することが安全で理想的です。
雪見灯篭サイズ2.5尺と2.0尺
今回のお客様の場合、通路は笠を立てた状態で運ぶ必要があり、高校生の男のお孫さんとお父さんとで運べる方法をご提案ご説明させていただきました。

運搬設置の方法は2種類ございます。
①運送業者の混載便にて配達し、荷卸し及び設置は荷受人様にて作業する
②運搬据え付けを弊社にて行う(費用は②の方が高くなります)

ご自宅に戻り再度ご家族でご相談され、慣れない初めての作業で万が一のケガが心配とのことで弊社にて運搬設置をさせていただくことになりました。
雪見灯篭のあるお庭
今までコンクリート製の灯篭があった場所へ一回り大きな石灯篭を設置しました。(N)






神社の石鳥居を新しく作り替えました。解体の様子はこちらから
柱の間にある参道を一部壊して基礎を作ります。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
参道の中心を基準にして沓石の位置を決めます。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
コンクリートを流して基礎を作ります。神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
参道の袖石を戻して沓石を設置します。
沓石を生コンで巻きます。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
沓石に柱を建てます。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
柱の片側を外側に開いて垂直に立っている柱に中貫をはめます、開いていた柱を内側のレバーブロックで引っ張って中貫を挟み込みます。
今回左右の「ころび」は右の柱をレバーブロックで引っ張って調整しました。
DSC03036
柱は前後方向と左右方向を揃える為にレバーブロックで引っ張ります。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
柱と笠の接合部はピンを入れています。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
参道を作って元に戻しました。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
完成 山車が鳥居をくぐれるように通常よりも柱を30㎝長くした神明鳥居です。
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社
後面
神社の石鳥居工事|稲葉地神明社

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