岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2021年06月

「石が爆ぜる」と聞くと石が粉々に割れてしまいそう?
「石に貫通穴をあけると石が爆ぜる」が、どんな状況かご紹介します。

石に穴を開ける方法は、過去のブログ記事をご参考ください。

コア抜きという穴あけ機械で石をくり抜きました。
底面撮影
石が爆ぜる穴あけコア抜き (5)
よく見ると円の縁取りがガサガサしています。
これが「石が爆ぜた」跡です。
くり抜いた石がこちらです↓
円柱状にくり抜いた最後の部分はバリのように石が残ります。
石が爆ぜる穴あけコア抜き (4)
片面は丸ですが、反対面は縁取りがガタガタしています。
石が爆ぜる穴あけコア抜き (3)
丸く貫通してくり抜けるのではなく、
最後は圧力で石が爆ぜて円の周囲は大きく石が取れてしまいます。

穴を一度で貫通させずに、表裏の両面からコア抜きをすると
きれいなくり抜き穴ができます。

用途に応じで穴あけ方法を変えています。
今回は設置した時に見えなくなる面ですので、そのままにします。
石が爆ぜる穴あけコア抜き (2)
「石 穴 爆ぜる」検索サイトで調べても 
「検索条件と十分に一致する結果が見つかりません」と表示されました。
石屋用語はなかなかネット上で見つかりません。
方言のように地域差があり、石が爆ぜるって日本語が間違っている?他の言い方がある?あな 孔 石屋 などキーワードを変えても望みの情報は出てきませんでした。情報が見つけられないことはブログに書いています。この記事が誰かの役に立ちますように。(N)

ひょうたん型の水穴が愛らしい水鉢をご紹介します。
【ひようたん水鉢】 山梨県産甲州鞍馬石 幅52㎝ 奥行26㎝ 厚み12㎝
ひょうたん型水鉢|坪庭 (7)
瓢箪(ひょうたん)は、つるがよく伸びで、鈴なりに実がつくことから繁栄の象徴とされ縁起が良いとされています。お酒や薬を入れる容器としていたことから無病息災や魔除けとして用いられます。語呂合わせから三つで三拍子(瓢) 六つで無病(六瓢)など 吉祥模様としても着物や食器に取り入れられ親しまれています。

ひょうたんのシルエットは愛らしく、見る人の心もほぐれます。
ひょうたん型水鉢|坪庭 (6)
水を少し浅めに溜めるとひょうたんのシルエットがくっきりと見えます。
ひょうたん型水鉢|坪庭 (5)
水鉢はお庭の木々や草花の映りこみが楽しめます。
ひょうたん型水鉢|坪庭 (1)
180×90㎝の展示スペース
坪庭|石あかりと水鉢竹垣
【使用石材】
・石あかり 60×60×60㎝ 134,000円
・台石 56×65㎝角 H14-15㎝ 1枚 13,000円
・ひょうたんの水鉢 W52 H12㎝ 1個 35,000円
・那智石 1,450円 × 4袋 ※那智石を敷いていますが苔の上も良く似合います
・伊勢ゴロタ1,750円× 2袋
小計189,850円
坪庭|石あかりと水鉢竹垣
実は背景の竹垣は人工竹のパネルです。2枚のパネルの端同士を重ね合わせ繋げています。
坪庭|石あかりと水鉢竹垣パネル
パネルだけでは自立しないのでパネルの後ろ側にある既存の手すりを支柱替わりに板をくくりつけて固定しています。パネルに穴あけをして横方向の押さえとパネルの後ろに渡した板を黒紐で結んでいます。結び方は動画サイトを参考にしました。室内展示スペースなので簡易的に見栄え良く程度ですが、屋外の場合は支柱を用意してパネルの側面や上側に取り付けるパーツがあります。
坪庭|石あかりと水鉢竹垣パネル
背景の目隠しになり、これだけで落ち着いた雰囲気が演出できます。(N)




万成石の石目とドクダミ
淡紅色の優しい色合いが魅力の万成石(まんなりいし)は岡山県産のみかげ石です。この石で製作した杯鉢をご紹介します。直径60㎝ 水穴の深さ7.5㎝ 大きめのジョウロにいっぱいの水が入ります。石製杯(盃)鉢|万成石ビシャン仕上げ
ビシャン仕上げはザラザラとしていますが、さわり心地がよいです。
石製杯(盃)鉢|万成石ビシャン仕上げ
内側は外側より細かなビシャン仕上げ
石製杯(盃)鉢|万成石ビシャン仕上げ
縁の厚みは薄くなるのでビシャンを当てるのは慎重な作業です。見た目よりも重量が軽いのは石の厚みが薄いからでしょうか、思ったよりも軽く25㎏でした。
石製杯(盃)鉢|万成石ビシャン仕上げ
石は仕上げ方法によって色が変わります。磨くと色が濃くなり色の違いがくっきりします。磨き仕上げの石を置いて比較してみると粒の境目がぼんやりしたビシャン仕上げに対して磨き仕上げはピンク黒グレー白と色分けがくっきりして、色も濃くなっています。
P5224582
水に濡れると磨いた石色のように色が濃くなります。自然な桜色は空間が華やぎます。
石製杯(盃)鉢|万成石ビシャン仕上げ
お客様より
「買って良かったです。宝物にします。」とうれしいメールが届きました。
盃に水滴をたらして波紋を眺めるのだそうです、水浴びをする小鳥たちにも気に入ってもらえるといいです。(N)










↑このページのトップヘ