岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2023年04月

石の招き猫ができました。

招き猫は、左手を挙げている猫は人(客)を招く、右手を挙げている猫は金運を招く縁起物とされています。自然石の玉石に招き猫を彫りました。

濃いグレーの石色で枠から耳が少し飛び出ているのがかわいいです。
石の招き猫|左手かわいい猫
鈴を結んであげると、ごきげんになって良いことを招いてくれそうです。
石の招き猫|鈴結び
赤い紐は神社のしめ縄のような厳かなイメージになるかと思っていたら、リボンを付けたかわいい猫になりました。可愛らしい姿を見ていると、何も招いてくれなくてもいいかなとも思えてきます。

続いて、こちらの招き猫は白地に黒のゴマ模様の玉石です。
石の招き猫製作
背面に文字を彫ります
石の招き猫製作過程
石の招き猫製作過程
ひょうたんの枠取りの中に大吉の文字
石の招き猫製作
福の文字を逆さまにした倒福
石の招き猫製作
石の招き猫製作
こちらの招き猫は2匹の三毛猫
几帳結びという飾りと鈴をつけました。時々鈴を鳴らしてあげると喜びます。
石の招き猫|三毛猫ペア鈴付几帳結び
几帳結びをはじめとする花結び(飾り結び)という紐の装飾的な結び方は、寺院や茶道で用いられる他にも、身近には水引やお守り、五月人形の兜などの装飾でも目にします。

結び方を知らないと簡単に結び直せない凝ったものは壷などの封印として鍵の役割もあったそうです。祈りや願いを込めて結ぶことから、神聖なものとされ結び方によって護符や魔除けとされる結び方もあります。

几帳結びの語源は、平安時代以降に間仕切りとして使われている「几帳」の飾りとして用いられた結び方とされています。

黒猫、白猫、三毛猫など猫の種類によっても由来や効果があるようです。願いを込めて飾るってみてください。

お好みの猫の模様にお作りすることもできます。(N)





G.W.期間の営業日
4/29(土)から7(日)お休み
5/1(月)2(火)のみ営業します  8:00~17:00
石製創作水鉢|楕円不定形
5月の定休日 14(日) 20(土) 21(日) 28(日)



孤篷庵(こほうあん)石灯籠を展示スペースに据えました。
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
どのパーツも特徴のある個性的なデザインで、
玄人好みの灯籠かもしれません。
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
あまり見慣れない灯籠ですが、本歌(ほんか)という灯籠の原型は
京都大徳寺内にある孤篷庵の茶室 忘筌(ぼうせん)の庭にあります。

その灯籠は五輪塔などの石造品を転用し、組み合わせ(寄せ)て作られています。
他の石造品から部材を転用して組み合わせた灯籠は、寄せ灯籠と呼ばれます。
桃山時代には仏教遺物を転用し新たな美を生み出すことが茶の世界で広がっていました。

元々何に使われていたものかをご紹介します。
※弊社の孤篷庵は転用品ではなく、新たに製作しております。
宝珠(玉)は、五輪塔の空輪、風輪
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
笠は、五輪塔の水輪を半分に切ったもの
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
火袋は、宝篋印塔の基礎に穴をあけています。
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
受は、層塔の笠を上下向きを変えて使われています。
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
柱は、宝塔の塔身
孤篷庵(こほうあん)|石灯籠
こんな風に異なる石造品からパーツを組み合わせて
一つの灯籠にしている「寄せ灯籠」という存在を知ると、
石造物鑑賞の楽しみ方が増えます。

孤篷庵の石仏が、苔といい雰囲気に馴染んでくれて気に入っています。(N)





野村証券岡崎支店開設50周年記念として「招き猫」のご依頼をいただきました。
こちらは黒猫の招き猫
味噌桶の重石として使われていた自然石の玉石に彫刻しました。
石の招き猫(黒)|野村証券岡崎支店50周年記念
石の招き猫(黒)|野村証券岡崎支店50周年記念
石らしさが残るよう、真っ黒にペイントするのではなく、少しかすれたようなアンティークの雰囲気にしました。ふわふわした猫の毛の感じがします。
石の招き猫(黒)|野村証券岡崎支店50周年記念
2匹目は、石の模様を活かした三毛猫です。
素朴な石ですが、黒色の台座に置くと石の模様が引き立ちます。
石の招き猫(三毛)|野村証券岡崎支店50周年記念
水色の前掛けに金色の水玉模様
石の招き猫(三毛)|野村証券岡崎支店50周年記念
石にペイントをすることは普段少ないので、私たちにとっては彩りあるものは新鮮です。
最後に紹介したい招き猫は、弊社のテーブルに飾っていると、お客様のご来店があるという不思議な招き猫。後ろ姿だけ載せておきます、どんな猫かは、ぜひ野村證券岡崎支店の店頭でご覧ください!
石の招き猫|野村証券岡崎支店50周年記念
店頭では、弊社の他にも合計4社の石屋が製作した招き猫たちがご覧いただけます。(N)

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