岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

2024年08月

人力では、持ち上げられない沓脱石
サイズ1500×660×150mm みがげ石 400kg
重たい石の設置(沓脱石)|テコの原理
重機が使えない室内で石を設置する場面で、
重たい石を持ち上げる方法を、ご紹介します。

室内へは、ハンドリフトを使って石を運びます。
リフトのツメを抜くために、床と石の間に
バンキ(10㎝角の木材)を入れる必要があります。
重たい石の設置(沓脱石)|テコの原理
この10㎝のバンキを抜くために石を持ち上げます。

使用するのは こちらのテコ(バール)全長25㎝ 2個
※持ち手がもっと長いと、より小さな力で持ち上げることができます。
重たい石を持ち上げる方法|テコの原理
通常のバールですと、石が欠けてしまう恐れがあります。
重たい石おもち上げる方法
先端が幅広(10㎝)のものを使用します。
重たい石を持ち上げる方法|テコの原理
①と③・・・同じ高さのバンキ 
②・・・①よりも10-15mm細い(背の低い)バンキ

※バンキの代わりに、短冊状にカットしたベニヤ板を重ねて
一枚ずつ減らしていくと高さの調整がしやすいです。
①②・・・6㎝幅 長さ70㎝(石の奥行より長め) 12mm厚16枚 6mm厚4枚
③・・・6㎝幅 長さ40㎝ 12mm厚8枚 6mm厚2枚
重たい石を持ち上げる方法|テコの原理
③の上にバールを置いて、石の下に先端を10-15mm差し込みます。
重たい石を持ち上げる方法|テコの原理
バールの持ち手を下げると石が持ち上がります。
(二人で作業します)
石を持ち上げている間に、
①のバンキを抜く
②を①の場所へ移動する

作業の様子は動画でご覧ください。

※注意※
動画では短いバンキを使っていますが、
石の奥行よりも長いものを使用して、
石の下に、手を入れない

①③バンキの高さを揃えることがポイントです。
力を加えやすく、作業後バールが抜きやすくなります。

左右とも行うと1.5㎝石が下がります。
この作業繰り返し、段々と石を下げていきます。

1から1.5㎝くらいずつ下げるのが、お勧めです。
(試しに2㎝下げてみると、バールの角度が付き過ぎて、バールを抜く時に
石がドスンと落ちる様になってしまいました)
この作業を8回位繰り返すと、石が10㎝程度下がります。

最後の1回は、高さ15mmのバンキを6mmに下げて終了です。
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石の下に、110×60×6mm厚のベニヤ板を、差し込んだ状態で作業は完了です。

6mmの隙間がないと、バールが抜けなくなります。
また、広い面積のベニヤ板を差し込むことで、重量を分散させます。

隙間にはコーキングを入れてもいいですし、
そのままでもよいかもしれません。(N)


















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丸露地灯篭
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