時々「石に彫ってある文字を直せませんか?」と
ご相談を受けます。
お墓の戒名やお名前の漢字が間違っていたなど、
彫刻後に判明することもあるようです。

やり直しがきかない緊張感が、石碑の魅力でもあります。
しかし、間違っているものは、気になりますよね。

石に刻んだ文字の修正方法を2つご紹介します。
※完全な修正ができないことを、先にお伝えしておきます。

1.
石の厚みを文字底まで擦り落として、全面彫り直す。
メリット
・綺麗に仕上がり耐久性がある
デメリット
・現状よりも石が薄くなる、形が変わる
・石を取り外し、工場での加工が必要
・石の状態や状況によっては難しい
・台座がある場合、隙間が広がり、目地が太くなる
・修正費用が高くなる
 カット費・カット面の仕上げ加工
 擦り落とし面の文字を全て再彫刻する費用、引取と再設置


2.
既存文字をパテで埋めて、再彫刻
メリット
・現地で加工が可能
・加工が少なく、費用は抑えられる
・埋めるのみなら、効果的
デメリット
・耐久性がなく、5-10年経過するとパテが変色し
 既存文字が見えてきてしまう

【修正例】持→待に修正します。
既存の彫刻
彫刻文字の修正彫り直し (1)
パテ埋め後
彫刻文字の修正彫り直し (2)
修正後
近くで見ると既存の彫刻がうっすら見えますが、
全体で見た時には目立ちません。
彫刻文字の修正彫り直し (4)

※追加彫刻
点や線を追加するなど、修正内容によっては、
1.2を行わずに、修正加工をすることができます。

弊社では文字彫刻を行う際に、間違いがないよう、
彫刻見本を作成し、彫刻前にお客様にご確認いただいております。
思い違いや、勘違いのないよう、皆様にご協力いただいております。

石に刻んだ文字の修正を希望される方は、ご相談ください。(N)