石屋がどうしても教えてあげたい、正しく直したいと思う時。
古代雪見灯篭2.0尺
灯篭の向きが上下逆さまに置いてあるのを見た時。
まさかと思うかもしれませんが、本当に時々見かけます。
正しい置き方をしていないので、どこか何か変だぞ、と感じます。悪い意味で目に留まります。

石屋が道を歩けば、石製品に目が留まります。
公共の場所、お店、近所のお庭でも、自然と石に目が向きます。
良い灯篭(丁寧な造りのきれいな灯篭)があるな、珍しい灯篭だな、かわいい彫刻だな、石を面白い使い方してるな、と楽しみます。逆に、うわぁ~とガッカリすることもあります。

ただ、間違った向きで設置してある灯篭は、どうにかしてあげたい
きっと持ち主の人も知らない、気づいていない
設置した人も灯篭のこと知らないのかも
特に多いのが、雪見灯篭の火袋が上下逆さまという事例です。
雪見灯篭の部材名称


今回は、火袋の向きの確認方法をご説明します。
雪見灯篭の火袋底面
↑火袋には底面があります。
↓天面は穴があいています。
火袋の内側をくり抜く際に、天面から彫るので、結果的に上側に穴ができます。
※大きな灯籠などで上下とも穴がある場合、穴の径が大きな方が上面です(2019.7.26追記)
雪見灯篭の火袋上部
上下逆さまになっていると、底面だけに穴があいてしまっています。
照明としての灯篭の役目を考えると、
本来火袋には明かりを入れる「燭台(ろうそくを置く台)」を置きます。
底に穴があいていたら、困ってしまいます。
※底面に電気コードを通す為に小さな穴があることもあります。(2021.9.3追記)

灯りを入れなければ、問題ないと思われるかもしれませんが、
重たい面を上に設置してしまうと、重心が上がりますし、柱で支える重量も変わります。

向きが違うとバランスが悪く見えます。
正しく直してみると、本来の姿となり、見違えるはずです!

雪見灯篭の間違った立て方は、見た目だけでなく、
部材の接合部が不安定なために灯篭全体の傾きにつながり、
危険ですので、ご自宅に雪見灯篭のある方は一度ご確認ください。(N)

【雪見灯籠の受の上下を見分ける方法】

【灯籠の受が上下逆さまの事例】

【雪見灯篭の種類について】


*よろしければ、わたしたちのホームページもご覧になってください*
【杉田石材店】
TEL:0564-21-2871
杉田石材店ホームページ

お問合せやご相談はラインからもできます

友だち追加