三重県亀山市栄町の東海道沿いに立っていた能褒野神社二の鳥居を、
5キロ先にある神社へ移動し、再設置しました。
石鳥居移設設置工事|三重県能褒野神社
石鳥居移設設置工事|三重県能褒野神社
1.5尺神明鳥居
大正十五年に建てられた鳥居(貫のみ新しいものに交換)
柱の直径が1.5尺(45㎝) 柱の長さは15尺(4.5m)
※石鳥居のサイズは柱の太さで表します。

【工事前】
事故により、貫がない工事前の鳥居
鳥居移設工事|解体前
解体された鳥居を再設置できるように、現地にて一部を石材を加工します。
アスファルトの中に埋まっていた沓石(柱の土台)
底面は、石の「皮(かわ)」と呼ばれるゴツゴツとした天然面でした。石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
再設置の際に、水平が出しやすいように、
凹凸の大きい面は、石をすり切って平らにします。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
貫が、はまっていた柱のはめ込み穴には
セメントや貫の一部が残っていました。

穴の周りのセメントは、過去に貫が交換された際の補修跡です。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
新しい貫をはめるために、穴の中をきれいにします。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
柱の天面に残っているセメントも、きれいに落とします。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
鳥居を再設置するには、このように石材加工が必要となります。

また、地中に埋まっている沓石は
掘り出さないと、再利用できるか判断できない場合があります。(N)

次は石鳥居の設置の様子をご紹介します。








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