石鳥居の再設置工事をご紹介します。
以前の記事はこちら → 鳥居移設前や設置準備
既存の鳥居サイズに合わせた基礎を作ります。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
今回の工事は、
沓石(柱の土台)を基礎に落とし込む工法で行います。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
基礎の周りを埋め戻して、鳥居を建てます。
石鳥居移設工事|基礎
石鳥居の再設置は、
沓石と柱が繋がったままの状態で工事することが多くあります。

この鳥居は柱と沓石を合わせると、長さ517㎝ 重量2.6t
トラックから降ろした柱石は、ラフター2台、2か所で吊って
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石を起こします(立てます)
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
下側の吊り具を外して、石を移動します。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
基礎の枠に沓石を入れて、柱を建てます。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
沓石の底面は、石を割った石肌が残っています。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
柱の垂直を見ながら、ジャッキを用いて、水平を調整します。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
前後左右を調整します。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
新しく作った貫を柱の間に入れます。
宇寿石(岡崎産白みかげ石)
石鳥居移設(移動)工事貫石|能褒野神社
転倒防止、安全のために3台のクレーンを使って作業しています。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
貫の両端がそれぞれの柱にはまったら、
両側の柱にベルトをかけて絞っていくことで、
柱が内側に傾き、貫を両側から柱でしっかりと挟み込みます。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
柱の角度を調整します。
柱の傾きが決まったら、
基礎の枠と沓石の隙間(底面と側面)に、生コンを流し入れます。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
基礎の上に砂利を敷いたときに
沓石の四角い面が見える高さにしています。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
このあと、笠石を乗せて仕上げをして完成です。(N)






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