引っ越した石鳥居の再設置工事をご紹介しています。
これまでの記事は → ①鳥居移設前や設置準備 ②柱と貫の設置 
石鳥居の笠石を設置します。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
解体時には、ピンが入っていなかったので、
笠石の底面に、ドリルで穴をあけます。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
柱の天面にあけた穴に
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
ピンを立て、笠石がズレないようにします。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
笠石 幅738㎝ 重量4.2t
神明型の鳥居は通常1本の石で作られています。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
笠石をクレーンで吊って、柱の上に乗せます。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
ピンを笠石の穴に差します。
石鳥居移設(移動)工事|能褒野神社
接合面の仕上げをします。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
これで、石材の再設置は完了です。
鳥居の脇にある桜が咲く頃は、より素敵な景色になりそうです。
石鳥居移設(移動)工事笠石|能褒野神社
【移設前】
旧東海道沿いに建っていた鳥居(亀山市歴史博物館のHPより↓)
沓石はほとんどアスファルトに埋まっていました。
能褒野神社二の鳥居(亀山市栄町)
【移設後】
鳥居のサイズが、参道の幅にも、丁度良く納まりました。
参道の奥には、東側の入口にある鳥居が見えています。
石鳥居|能褒野神社
石鳥居|能褒野神社
大正15年に建てられた鳥居は、
岡崎のみかげ石で作られていました。
石鳥居文字|能褒野神社
能褒野神社には、日本武尊が祭られており
ヤマトタケルの御墓にも隣接していることから、
石鳥居の柱には「日本武尊」と刻まれています。
石鳥居文字|能褒野神社
宮司様をはじめ、地元亀山の業者様にご協力いただき、
秋祭りまでに工事を終えることができました。感謝申し上げます(N)













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