この中から、蛙になりそうな石を探してください。
本鞍馬石(京都産)
石選びをご家族で楽しんでくれるお客様は、
ご夫婦と息子さん2人で
あの石は?
この石は?
と想像力を膨らませて石を見てくれます。

ほどなくして、1つの石を囲って
「これ蛙」
「ここが頭、背中で、お尻で、目もあるし!」
「もう蛙にしか見えなくなってきた」と賑やかです。
最終的には石を『この子』と自然と呼んでいました。

あとは職人さんにお任せで。
と、ご依頼いただいたものの
何も彫らなくていいんじゃない?と思わせる石です。
カエルに見える本鞍馬ゴロタ
彫りすぎると、せっかくの石の形を邪魔してしまいます。
想像する楽しみを失わないようにしたいです。

息子さんは、右目は彫らなくてもいいかもと
想像してくれていました。
この発想がスッと浮かぶ柔軟なセンスは、石屋の心をくすぐります。

安心して、左目だけを彫る決断ができます。
黒目の部分に、石の濃い色が出ています。
ここは、本鞍馬石の表面の皮を残しています。
元々あった石肌のラインを少し彫り足して
口のラインも彫りました。
蛙|本鞍馬石
あのご家族なら、これを楽しんでもらえると信じて。
右目は彫らずに、自然肌のままにします。
蛙|本鞍馬石
ぱっと見には、石ころに見えるけど
実は、蛙です。
蛙|本鞍馬石
気が付く人にしか、分からない面白さがあります。
蛙|本鞍馬石
手脚を彫ることもできるけど
ここは敢えて目と口だけで
蛙|本鞍馬石
あれこれと、楽しそうに石を選んでくれる姿を思い出しながら
蛙の完成を眺めます。
喜んでもらえるかな。
蛙|本鞍馬石
角度によっては、だたの石ころ
でも、シルエットが蛙に見えてきてしまう。
これは、石選びが抜群です。
蛙|本鞍馬石
蛙は水がいいよねと、
1月で氷の張った水鉢に、氷を割って蛙を入れると
さすがに寒そうでした。我慢しているみたい(N)
蛙|本鞍馬石













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