祠3基の建て替え工事を行いました。
工事前の様子
祠設置工事 (35)江古田氷川神社
工事の様子をご紹介します。

まず、既存の祠を解体します。
祠設置工事 (2)北野天満者吊り上げ
祠の周りには、溶岩で石山が作られていました。
山岳信仰の影響なのか、荒々しい造形で作られています。
祠を設置した後に溶岩を積んでおり、
二つの祠は、台石を取り出して据え直すことは見合わせました。
祠設置工事 (6)北野天満社
一番下の台石は、表面に風化のあった祠本体や上の台石とは
異なる石種なのか、密度が高い石でした。
石状態にも問題ないので、現状のまま使用します。

現地確認の際に、傾きの大きかった1つの祠
祠設置工事(工事前)
既存の四つ石組の台石を一旦解体して、据え直します。
下段の四つ石組の台石↓
祠設置工事 (7)稲荷神社
後ろ側の石をどかしてみると、木の根がありました。
これが石を持ち上げていたようです。
祠設置工事 (8)稲荷神社台座据え直し
正面の石をどかすと、更に太い根がありました。
根が石を持ち上げてしまい、石に段差が生じていました。
祠設置工事 (9)稲荷神社台座据え直し
根を切り取り、砕石とコンクリートでベースを作り、石を据え直します。
祠設置工事 (10)稲荷神社据え直し
組み石の中央部に、木の根が入り込まないようコンクリートを入れました。
石同士が開かない効果もあります。
祠設置工事 (11)稲荷神社据え直し
既存の台石を二段組み直しました。
ヒビの入っていた石は、石を持ち上げた時に
ヒビ部分で石が二つに分かれてしまいました。
分かれてしまった石の断面の両面にノロを付けて、
接着して据え直しました。
祠設置工事 (13)稲荷神社
正面の石が持ち上がっていた為、後ろ側に負荷が集まり
ヒビの原因となっていたと推測されます。

新しい台座を据えます。
祠設置工事 (15)稲荷神社
階段付きの上台を設置し、室部と扉を設置します。
祠設置工事 (20)稲荷神社
室部の天面でも水平を調整します。
屋根で見えにくくなる箇所で水平を調整すると
目地の太さが変わっていても、目立ちづらくなります。
奥側の小さな四角が1ミリ厚のゴムシートです。
祠設置工事 (21)稲荷神社
上に屋根を乗せて完成です。
祠設置工事 (32)稲荷神社
残りの2つの祠は、台石の据え直しをせず、傾きを調整しました。
水平になるよう左側は厚く、右側は薄くています。
祠設置工事 (24)北野八幡社
既存の台石に、新しい台石を据えます。
祠設置工事 (26)熊野八幡社
室部を設置して、水平を確認すると、ここは傾きがありませんでした。
天面のゴムシートを4箇所とも貼ったままにしています。
祠設置工事 (29)北野天満社
3つ同じ祠が並びました。
祠設置工事 (31)
江古田氷川神社の末社
右から 熊野八幡神社 北野天満社 稲荷神社

建て替える必要のなかった一番左の祠
江古田氷川神社末社の祠
文政十一年(1828)偶然にも弊社の創業年と同じ
約200年前のものでも、石がしっかりとしています。
溶岩で作られているのでしょうか。
江古田氷川神社末社の祠
建て替えた新しい祠も、長く参拝していただけることを願っています。(N)
江古田氷川神社末社の祠建て替え工事




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