石臼を磨き直しています。
砂岩の玖老勢石は、みかげ石の加工とは違い
磨き直したはずなのに、
石の表面を触ると指がザラつきます。
でも、見た目には砂らしいものは見当たりません。
再度磨いても、洗ってみても、エアーを吹いても改善されません。
前回の記事はこちら
表面に石の粒が残って凸になっているのか、
表面に凹みがあるのか、目視では判断ができません。
しかし、手で撫でているとザラつく箇所があるので、
石の粒より小さな凹凸が残っているはず。
目では見えないけど、人間の手の感覚ってすごいです。

食べ物を入れないなら、何ら問題なく「磨き直した」と言えますが
餅つきをしたら、このザラつきがどうなるのか。
このままではお客様へお渡しできません。
そこで、
実際にお餅をついて確かめよう!
お餅にする工程は省略して、切り餅で代用します。
①臼にお湯を入れて石臼を温めます。
石が濡れるとツヤツヤに光って見えます。

②チンして柔らかくしたお餅2個

投入
このままでも食べられますが、餅つきします。

③石の棒でつきます。(杵がないので、石の棒で代用)

餅つきっぽい

④ほどよく石にお餅がくっついてくれます。
ちょうどいい石の表面具合。
くっつくことで、お餅が返せます。

見た目には、石の粒はお餅に混ざりませんでした。
食べてみても、問題なし。
でも、手で触ると石の表面がなんだかザラつきます。
ザラつきが気になる箇所に、お餅を擦りつけてみます。
石の表面に擦り付けるようにしました。
ひと口食べてみると
問題なし!!あーよかった。
これならお渡しできます。
完成



~玖老勢石(砂岩)の石臼の使用方法~
この石は、耐熱性があります。
熱湯を入れても大丈夫です。

みかげ石に比べると、柔らかい石です。
餅つき杵の衝撃が一か所に集中すると、
石を割ってしまう恐れがあります。
力を分散させるために、
台座は、臼との設置面を多くしてください。
・支える脚を増やす 通常4本脚→8本に増やす
・臼がすっぽり、はまる台座を作る
など
吸水性の高い石です。
使用前には、石に水をしっかり吸わせてからご使用ください。
~保管方法~
保管は屋根のある場所で、
できれば地面から浮かせて(盤木バンギを2本配置して)
底面にも空気が通るように。水分を常に吸っていると風化が早く進行します。
梅雨時期など湿度が高い時には、空気中の水分を石が吸いますので、ラップなどで密閉しないこと。
ご自身の石臼に使用されている石の特性を知り、
石臼の状態を知った上で、ご使用いただくと楽しいですし、安心です。
お餅つきを楽しんで、いいお正月をお迎えください(N)
~関連記事~
◆側面のサビ落とし↓
◆磨きの詳しい工程↓
◆欠けの補修と内側の磨き直し↓
砂岩の玖老勢石は、みかげ石の加工とは違い
磨き直したはずなのに、
石の表面を触ると指がザラつきます。
でも、見た目には砂らしいものは見当たりません。
再度磨いても、洗ってみても、エアーを吹いても改善されません。
前回の記事はこちら
表面に石の粒が残って凸になっているのか、
表面に凹みがあるのか、目視では判断ができません。
しかし、手で撫でているとザラつく箇所があるので、
石の粒より小さな凹凸が残っているはず。
目では見えないけど、人間の手の感覚ってすごいです。

食べ物を入れないなら、何ら問題なく「磨き直した」と言えますが
餅つきをしたら、このザラつきがどうなるのか。
このままではお客様へお渡しできません。
そこで、
実際にお餅をついて確かめよう!
お餅にする工程は省略して、切り餅で代用します。
①臼にお湯を入れて石臼を温めます。
石が濡れるとツヤツヤに光って見えます。

②チンして柔らかくしたお餅2個

投入
このままでも食べられますが、餅つきします。

③石の棒でつきます。(杵がないので、石の棒で代用)

餅つきっぽい

④ほどよく石にお餅がくっついてくれます。
ちょうどいい石の表面具合。
くっつくことで、お餅が返せます。

見た目には、石の粒はお餅に混ざりませんでした。
食べてみても、問題なし。
でも、手で触ると石の表面がなんだかザラつきます。
ザラつきが気になる箇所に、お餅を擦りつけてみます。
石の表面に擦り付けるようにしました。
ひと口食べてみると
問題なし!!あーよかった。
これならお渡しできます。
完成



~玖老勢石(砂岩)の石臼の使用方法~
この石は、耐熱性があります。
熱湯を入れても大丈夫です。

みかげ石に比べると、柔らかい石です。
餅つき杵の衝撃が一か所に集中すると、
石を割ってしまう恐れがあります。
力を分散させるために、
台座は、臼との設置面を多くしてください。
・支える脚を増やす 通常4本脚→8本に増やす
・臼がすっぽり、はまる台座を作る
など
吸水性の高い石です。
使用前には、石に水をしっかり吸わせてからご使用ください。
~保管方法~
保管は屋根のある場所で、
できれば地面から浮かせて(盤木バンギを2本配置して)
底面にも空気が通るように。水分を常に吸っていると風化が早く進行します。
梅雨時期など湿度が高い時には、空気中の水分を石が吸いますので、ラップなどで密閉しないこと。
ご自身の石臼に使用されている石の特性を知り、
石臼の状態を知った上で、ご使用いただくと楽しいですし、安心です。
お餅つきを楽しんで、いいお正月をお迎えください(N)
~関連記事~
◆側面のサビ落とし↓
◆磨きの詳しい工程↓
◆欠けの補修と内側の磨き直し↓





































































