餅臼のメンテナンス(補修)をしました。
・内側の磨き直し
・欠け補修
・ヒビ補修
・側面のサビ汚れ落とし
ご自宅から車で持ち込んでいただきました。
段ボールを敷いた上に、厚手のシーツにくるまれた石臼は、
布を持ち手にすることで、持ちやすくなります。

直径47㎝ 高さ28㎝ 小ぶりの臼だったので、
石屋の職人だと直接石臼を持っても、一人で荷降ろしできました。

石の状態を確認していきます。
白い雲母が、キラキラとした岡崎産のみかげ石でした。
内側の磨き直しも、問題なくできそうです。
内側にある錆は、深さによりますが、
磨き直せば、落ちるか、落ちなくても薄くなります。
石の欠けは、縁を丸めれば、目立たなくなります。
ただし丸くする分、縁の厚みは薄くなります。

臼を見ていると、縁にヒビがありました。
このヒビをどう補修しようか。

ヒビの範囲が広く、外側の側面からもヒビの跡が見えました。

石を上から2㎝カットしてみることにします。
断面をみてヒビの深さを確認できますし、
欠け部分もなくなります。
この方法なら、縁が薄くならなくてすみます。
深さ2㎝の位置に印を付けます。
指金に赤鉛筆を括り付けて、指金を縁に沿わせて一周します。

線に沿って、石材用のカッターで石を切ります。

こんな感じで切れていきます。

今日の一番の見所

綺麗に輪っかに切れました。
軽量化も期待してましたが、1-2キロかな。

カットしたら、欠け部分もなくなりました。

カットした断面は、大きくヒビが入っていました。
カット前は、そこまで目立たなかったので
切ってみてよかったです。知らずに使っていたら、
何かの衝撃で落ちてしまう日が来ていたかもしれません。

ヒビにボンドを差して補強します。

ヒビの内部までボンドが入り込んでいくと、
側面側からボンドが染み出てきます。
ボンドが、これ以上入らなくなるまで入れます。

側面から染み出てきたボンドに、
カットした時の石の粉をつけます。

カットした面と、縁を加工していきます。

縁はビシャンをあてて、丸くしていきます。

左側がビシャンを当てたところ、右側はカットしたまま
角がつぶれた感じになっているのが分かりますか?

角に砥石を当てます。
(手の中に砥石を持っています)

角が丸みを帯びました。

縁の上面に砥石を当てます。

触ると、さらさらした感じになります。

こんな道具も使います。

内側の石を削って、形を仕上げます。

さて、いよいよ磨いていきます。

こんな感じで。
石に体重を乗せながら磨いていきます。

◆磨きの詳しい工程 過去の記事を↓
【加工前】

【加工後】磨き直し完了
内側のサビも落ちました。

◆作業の日数
概ね一日で作業しています。
他の仕事の兼ね合いもあるので、
通常、1週間から10日のお預かりをお願いしています。
◆費用について
石臼内側の磨き直しのみ
店頭へお持ち込みいただき、引取にご来店の場合
目安:2~3万円程度(税別)2025.12現在
石の状態、表面の凹凸具合によっても費用が変わります。
◆補修について
完全に割れてしまった(二つに)石臼の接着はできますが、
餅つき用の臼としてのご利用はできません。
(水鉢としてのご利用はできます。)
ヒビの状態によっては、
補修しても、餅つき用には使えない場合があります。
石自体がホロホロの状態ですと、補修をお断りすることがあります。
詳しくは、お問い合わせください。
石のお写真をお送りいただけると、ある程度判断ができます。
補修可能かは、石を直接見てみないと判断ができません。(N)
~関連記事~
◆側面のサビ落とし↓
◆欠けの補修と内側の磨き直し↓
・内側の磨き直し
・欠け補修
・ヒビ補修
・側面のサビ汚れ落とし
ご自宅から車で持ち込んでいただきました。
段ボールを敷いた上に、厚手のシーツにくるまれた石臼は、
布を持ち手にすることで、持ちやすくなります。

直径47㎝ 高さ28㎝ 小ぶりの臼だったので、
石屋の職人だと直接石臼を持っても、一人で荷降ろしできました。

石の状態を確認していきます。
白い雲母が、キラキラとした岡崎産のみかげ石でした。
内側の磨き直しも、問題なくできそうです。
内側にある錆は、深さによりますが、
磨き直せば、落ちるか、落ちなくても薄くなります。

石の欠けは、縁を丸めれば、目立たなくなります。
ただし丸くする分、縁の厚みは薄くなります。

臼を見ていると、縁にヒビがありました。
このヒビをどう補修しようか。

ヒビの範囲が広く、外側の側面からもヒビの跡が見えました。

石を上から2㎝カットしてみることにします。
断面をみてヒビの深さを確認できますし、
欠け部分もなくなります。
この方法なら、縁が薄くならなくてすみます。
深さ2㎝の位置に印を付けます。
指金に赤鉛筆を括り付けて、指金を縁に沿わせて一周します。

線に沿って、石材用のカッターで石を切ります。

こんな感じで切れていきます。

今日の一番の見所

綺麗に輪っかに切れました。
軽量化も期待してましたが、1-2キロかな。

カットしたら、欠け部分もなくなりました。

カットした断面は、大きくヒビが入っていました。
カット前は、そこまで目立たなかったので
切ってみてよかったです。知らずに使っていたら、
何かの衝撃で落ちてしまう日が来ていたかもしれません。

ヒビにボンドを差して補強します。

ヒビの内部までボンドが入り込んでいくと、
側面側からボンドが染み出てきます。
ボンドが、これ以上入らなくなるまで入れます。

側面から染み出てきたボンドに、
カットした時の石の粉をつけます。

カットした面と、縁を加工していきます。

縁はビシャンをあてて、丸くしていきます。

左側がビシャンを当てたところ、右側はカットしたまま
角がつぶれた感じになっているのが分かりますか?

角に砥石を当てます。
(手の中に砥石を持っています)

角が丸みを帯びました。

縁の上面に砥石を当てます。

触ると、さらさらした感じになります。

こんな道具も使います。

内側の石を削って、形を仕上げます。

さて、いよいよ磨いていきます。

こんな感じで。
石に体重を乗せながら磨いていきます。

◆磨きの詳しい工程 過去の記事を↓
【加工前】

【加工後】磨き直し完了
内側のサビも落ちました。

◆作業の日数
概ね一日で作業しています。
他の仕事の兼ね合いもあるので、
通常、1週間から10日のお預かりをお願いしています。
◆費用について
石臼内側の磨き直しのみ
店頭へお持ち込みいただき、引取にご来店の場合
目安:2~3万円程度(税別)2025.12現在
石の状態、表面の凹凸具合によっても費用が変わります。
◆補修について
完全に割れてしまった(二つに)石臼の接着はできますが、
餅つき用の臼としてのご利用はできません。
(水鉢としてのご利用はできます。)
ヒビの状態によっては、
補修しても、餅つき用には使えない場合があります。
石自体がホロホロの状態ですと、補修をお断りすることがあります。
詳しくは、お問い合わせください。
石のお写真をお送りいただけると、ある程度判断ができます。
補修可能かは、石を直接見てみないと判断ができません。(N)
~関連記事~
◆側面のサビ落とし↓
◆欠けの補修と内側の磨き直し↓








