砥鹿神社 三河一宮(愛知県豊川市)に奉納された「親子なで鹿」制作にあたって
神鹿像の創意工夫点
◎像全体について
・彫刻としては温故知新、写実美(ヨーロッパ由来)と様式美(古来日本由来)の混合によってかたち作った。
・地山(二体が横たわっている台)は鹿の身体の流れを強調し、力強さを増すように形作った。
・両鹿の耳は、長い年月に耐えうる石の厚みに仕上げた。

◎親鹿について
・頭とおしりの毛並は造形的に彫った。神格化したイメージも込めた創意である。
・仔鹿がもたれている上腕は膨らませ、しっかりと支えているようにした。
・視線について。仔鹿を優しく見守る左目。宇宙、永遠を見つめる右目。左右の目に籠めたおもいは異なるが、正面からみると違和感の無いように彫り上げた。
・耳の角度について。仔鹿に対する左耳は、右耳よりもうつむき仔鹿を気にしている様子に表現した。


◎仔鹿について
・あどけなく元気で可愛らしくなるように目を大きくし、顔はふっくらさせ、身体を柔らかいかたちにした。
・快活で元気に見せるために、造形的工夫をしたのは背中を若干持ち上げて、手足を中央に寄せて、内に内に力が籠るようにした。眉も若干中央に寄り気味にした。
・親鹿にもたれ、甘えている様子にした。造形的には、背骨を腰から下を親鹿の方に湾曲させた。親鹿の身体との接着面の境目をはっきりと彫り込み強調した。
・手足の病気平癒の願を掛けたい方が掛け撫でることも想定し、どの手足も撫でられるように仔鹿の四肢は全て彫った。
・耳やお尻の毛は親鹿よりも少なくした。
・頭部こめかみの渦巻きは、角(雄)になっていくのか、雌親鹿のようになっていくのか、見る方の想像をかき立てるようにした。
・左耳は、後方に旋回させて親鹿を意識する様に表現した。

石の魅力、特に野外に置かれる石造品の魅力は、移りゆく四季、年月、晴れの日、雨の日、雪の日、太陽光の傾き等によって表情が変わり、その時々の美しい姿を見せてくれることだと思います。本鹿像では品格よく美しく優しい鹿になるように全身全霊で表現させていただきました。多くの方に「親子なで鹿」に触れていただき、寄り添い愛され続けられる像になってほしいと願っております。 制作 佐藤智
神鹿像の創意工夫点
◎像全体について
・彫刻としては温故知新、写実美(ヨーロッパ由来)と様式美(古来日本由来)の混合によってかたち作った。
・地山(二体が横たわっている台)は鹿の身体の流れを強調し、力強さを増すように形作った。
・両鹿の耳は、長い年月に耐えうる石の厚みに仕上げた。

◎親鹿について
・頭とおしりの毛並は造形的に彫った。神格化したイメージも込めた創意である。
・仔鹿がもたれている上腕は膨らませ、しっかりと支えているようにした。
・視線について。仔鹿を優しく見守る左目。宇宙、永遠を見つめる右目。左右の目に籠めたおもいは異なるが、正面からみると違和感の無いように彫り上げた。
・耳の角度について。仔鹿に対する左耳は、右耳よりもうつむき仔鹿を気にしている様子に表現した。


◎仔鹿について
・あどけなく元気で可愛らしくなるように目を大きくし、顔はふっくらさせ、身体を柔らかいかたちにした。
・快活で元気に見せるために、造形的工夫をしたのは背中を若干持ち上げて、手足を中央に寄せて、内に内に力が籠るようにした。眉も若干中央に寄り気味にした。
・親鹿にもたれ、甘えている様子にした。造形的には、背骨を腰から下を親鹿の方に湾曲させた。親鹿の身体との接着面の境目をはっきりと彫り込み強調した。
・手足の病気平癒の願を掛けたい方が掛け撫でることも想定し、どの手足も撫でられるように仔鹿の四肢は全て彫った。
・耳やお尻の毛は親鹿よりも少なくした。
・頭部こめかみの渦巻きは、角(雄)になっていくのか、雌親鹿のようになっていくのか、見る方の想像をかき立てるようにした。
・左耳は、後方に旋回させて親鹿を意識する様に表現した。

石の魅力、特に野外に置かれる石造品の魅力は、移りゆく四季、年月、晴れの日、雨の日、雪の日、太陽光の傾き等によって表情が変わり、その時々の美しい姿を見せてくれることだと思います。本鹿像では品格よく美しく優しい鹿になるように全身全霊で表現させていただきました。多くの方に「親子なで鹿」に触れていただき、寄り添い愛され続けられる像になってほしいと願っております。 制作 佐藤智





















