岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:修学院離宮

一般家庭にも多く見られる織部灯籠は、
『切支丹(キリシタン)灯篭』とも呼ばれます。
織部灯籠(切支丹灯籠)
この灯籠は、茶人として知られる古田織部の創作とされています。
また江戸時代幕府のキリスト教弾圧に対して、
隠れキリシタンがひそかに礼拝したとされています。

柱の下部に人物像、柱の上部に記号のようなもの彫られています。
灯籠の柱を十字架、また柱下部の像はマリア像(或いはキリストや宣教師)、
上部の彫刻をキリスト教に関連するものを象徴していると解釈されています。

万が一幕府に灯籠の彫刻を指摘されても言い逃れができるよう
曖昧なデザイン及び彫刻になっています。
人物像もお地蔵様といえばそう見えるよう明確に彫刻にしていません。
(上の写真とこちらは、修学院離宮のものです)
織部灯籠(切支丹灯籠)
現在は宗教に関係なく、お庭に入っていることがほとんどです。
敢えて柱に彫刻がないものを選ばれる方もいらっしゃいます。

弊社で制作する織部灯籠は、像の彫刻が有るものと無いものがあり、
お好みでお選びいただけます。

ご希望がありましたら、未彫刻の柱に像を追加彫刻することもできますのでご相談ください。
織部灯籠(切支丹灯籠)の製造販売
織部灯籠の中で、ひとつ面白いデザインをご紹介します。
こちらの灯籠は、一見普通の織部型ですが
織部灯籠(切支丹灯籠)の製造販売
柱の側面に貫通穴があいています。
織部灯籠(切支丹灯籠)の製造販売
この穴に柱を挿して十字架に見立てていたという話や、
穴の中に十字架入れ蓋をして隠していたという話もあります。

歴史の専門ではありませんので、正しいことは分かりません。
残っているものや文献から想像するしかありませんが、
お祈りする対象として灯篭に目を付けたというのが嬉しいです。
織部灯籠(切支丹灯籠)の製造販売
ひとつの石に注目が集まった時や、石が生かされる時に、
石が喜んでいるように感じることがあります。

人々が祈りをささげていた灯籠があったのならば、
きっと穏やかに温かく彼らを見守っていたのではないでしょうか。
高桐院という灯籠にも有名な逸話が残されています。それはまたの機会に。(N)









京都の修学院離宮にある石灯篭の一つ
「滝見型」は柱を地中に埋める活込灯篭です。

台石を付けた小さめの立ち灯篭のタイプも
弊社では製作しております。
【滝見 台石付】 高さ約115㎝ 笠幅約65㎝
滝見型灯篭 台石付 蛭川石

【設置前】
灯篭設置滝見型 設置前
穴を掘り砕石を入れて、てん圧します。
てん圧後、バサ(砂とセメントと少量の水を混ぜたモルタル)を敷きます。
灯篭設置滝見型 基礎
台石、柱、受を設置します。
各部材を設置の都度、水平を出します。
灯篭設置滝見型 受
滝見の場合、玉と笠は一体です。
灯篭設置滝見型 設置
基礎のまわりの土を埋め戻して、
地面を角棒などで叩いて土を固めます。
灯篭設置滝見型 設置後1
お庭に入った様子。
灯篭設置滝見型 設置後2

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