常夜灯の話をしていると、
「この模様って何か知ってる?」と聞かれました。

なんだろう、細かい幾何学的な模様だなと思っていました。
これは『卍模様』(紗綾形模様)といって
縁起が良いのだと教えてもらいました。

「卍」の先端をそれぞれ伸ばして連続させた模様です。
切れ目がなく、絶えなく続いていく、長久の意味から、
繁栄や長寿の縁起の良い模様なのだそうです。
吉祥模様として白無垢にも使われています。
着物以外にも、大岡越前の水色と白色の襖もこの模様
知らぬうちに目にしているかもしれません。
以前、『萬歳(ばんぜい』と漢字で刻まれた灯篭を紹介しました。

これも卍模様と同様の長寿や繁栄を意味します。
常夜灯には、平和な世の中が続くようにという
当時の人々の願いが込められていることに感動します。
秋葉山の常夜灯は、この部分が無地だったり、
秋葉山の文字や紋が彫刻されることもあります。
例外的に豪華な秋葉山の文字
この豪華さの訳は、またご紹介します。
〈花崗町の常夜灯〉

こちらは秋葉山の定紋が彫られています。
〈岡崎市明大寺の常夜灯〉

この縦縞の彫刻は、卍模様を簡略化していった面影なのかも?
それは考えすぎかと、念のため調べてみると
縦じまも、子孫繁栄の縁起模様でした。
太い縞と細い縞を親と子に見立てるのだそうです。
〈豊橋市吉田の常夜灯〉

文政2年建立のこの常夜灯に彫られた縦縞は、
縦縞の美意識が流行した文化文政時代という
背景も影響しているのかもしれません。
火袋に彫られる縦縞は、
建物の格子を表現していると考えられますが
受(うけ)の場合は、縁起模様なのかなと考えています。
灯篭の彫刻の意味を知り、
当時の人々の願いに気が付けました。
『常夜灯』には、現代の私たちの想像以上に思いが込められているようです。(N)
常夜灯に関連する記事↓
「この模様って何か知ってる?」と聞かれました。

なんだろう、細かい幾何学的な模様だなと思っていました。
これは『卍模様』(紗綾形模様)といって
縁起が良いのだと教えてもらいました。

「卍」の先端をそれぞれ伸ばして連続させた模様です。
切れ目がなく、絶えなく続いていく、長久の意味から、
繁栄や長寿の縁起の良い模様なのだそうです。
吉祥模様として白無垢にも使われています。
着物以外にも、大岡越前の水色と白色の襖もこの模様
知らぬうちに目にしているかもしれません。
以前、『萬歳(ばんぜい』と漢字で刻まれた灯篭を紹介しました。

これも卍模様と同様の長寿や繁栄を意味します。
常夜灯には、平和な世の中が続くようにという
当時の人々の願いが込められていることに感動します。
秋葉山の常夜灯は、この部分が無地だったり、
秋葉山の文字や紋が彫刻されることもあります。
例外的に豪華な秋葉山の文字
この豪華さの訳は、またご紹介します。
〈花崗町の常夜灯〉

こちらは秋葉山の定紋が彫られています。
〈岡崎市明大寺の常夜灯〉

この縦縞の彫刻は、卍模様を簡略化していった面影なのかも?
それは考えすぎかと、念のため調べてみると
縦じまも、子孫繁栄の縁起模様でした。
太い縞と細い縞を親と子に見立てるのだそうです。
〈豊橋市吉田の常夜灯〉

文政2年建立のこの常夜灯に彫られた縦縞は、
縦縞の美意識が流行した文化文政時代という
背景も影響しているのかもしれません。
火袋に彫られる縦縞は、
建物の格子を表現していると考えられますが
受(うけ)の場合は、縁起模様なのかなと考えています。
灯篭の彫刻の意味を知り、
当時の人々の願いに気が付けました。
『常夜灯』には、現代の私たちの想像以上に思いが込められているようです。(N)
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