岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:灯篭移動

神社境内にある灯篭の移動工事を行いました。
社務所建て替え工事に伴い、境内の春日灯篭を一度解体し、
社務所完成後に場所を変えて設置します。

春日灯篭10尺 2基 高さ約3m
灯篭の移動|神社
向かって右側の灯篭は傾いてしまっていました。
柱には「昭和十年一月」の文字と、寄付者の名前が刻まれています。
灯篭の移動|神社
一つずつバラして、土に埋まっている灯篭の土台部分
地輪(一番下のパーツ)を掘って取り出します。
灯篭の移動|神社
他の工事が終わるまで、境内で保管します。
灯篭の移動|神社
新しい設置場所に基礎を作ります。
DSC03026
接合部に穴をあけて、ステンレスピンを入れて据え直します。
灯篭の移動|神社
クレーンを使って慎重に作業します。
灯篭の移動|神社
参道にあった別の神前灯篭は、傷みがあり傾いていた為、
残念ですが撤去しました。
灯篭の移動撤去|神社
灯篭の移動撤去|神社
スペースがあいたので、
春日灯篭は、既存の位置より参道に寄せて手前に移動しました。
灯篭の移動|神社
【移動後】縁取りの石も並べ直しました。
灯篭の移動|神社
灯篭の移動|神社
80年前に、寄付した人たちの想いを残すことができてよかったです。
氏子の皆様をはじめ、地域の人たちが大切に守っている場所だと感じました。(N)
灯篭の移動|神社










大阪から京都へ灯篭の移動をしたお客様より
お誘いをいただき、お庭を見に行ってきました。

ご主人の先々代も「いつからあるか分からない」という古い灯篭で、
先祖の方も他の地へ移るときに、この灯篭も持って移り住んだそうです。

お客様が知る限りでも3回も引っ越しを経験しているという灯篭です。
【移転前】 移転工事のブログ記事はこちら
石灯篭の移転工事(移転前)野面
重い石灯篭を移動してでも、手元に残したかったとは
どれだけ大切にされてきたか想像できます。

野面灯篭のバランスは非常に難しく、印を付けずにバラしてしまうと
元に戻せないといっても過言ではありません。
灯篭の合わせ位置の印のつけ方
移動の際には、石の状態を確認しながら作業しました。
「作業を始めた様子を見た瞬間にただの職人さんではないなと思った」と
お褒めの言葉をいただき恐縮しております。
石の状態を見るとかなりの年代物、おそらく平安時代のものではないでしょうか。
【移転後】
野面灯篭設置事例
代々受け継いでこられた石灯篭の移設のご依頼は、大変ありがたいことです。
古い灯篭に触れられる貴重な経験にもなりました。
無事に移設できよかったです。

移設後も環境が良いようで苔もきれいに付いています。
野面灯篭(玉)
この灯篭の魅力のひとつは、正方形の火口に思います。
自然石の中に、直線で切り取られた四角がすっきりと見えます。

奥様が灯篭が京都の【京】の字に見えるとおしゃっり、
この灯篭も京都へ引っ越してきた不思議なご縁を感じます。
灯篭移動工事設置後
時代とともにどれだけの人がこの灯篭を眺めてきたのでしょう。
新たな地でまた愛されることと思います。

移設前よりも立派に見えるとおっしゃっていただき、
灯篭も誇らしげに見えました。
灯篭と一緒に移植した梅の木もつぼみが付き、
花が咲くのが待ち遠しいです。
お客様のお庭を拝見し、生活の中に灯篭があることを実感し、
改めて石灯篭の良さ、石屋の楽しさを感じました。

写真には写っていませんが、お庭には石や草木がたくさんあり
流れのある石の通路はお手製だそうで、
ひとつひとつこれはどこどこの石と思い出しながら話される姿は楽しげでした。

時々並びを変えて模様替えをされるそうです。
敷地のふとしたところに石が置いてあり、
いい石ですね~ととても気持ちの通じるものがありました。
石の魅力を共感できるとどうにも嬉しくなります。(N)

お庭の石灯篭を移動したいというご依頼をいただき、
大阪から京都へ灯篭を移設しました。
【移転前の野面灯篭】
石灯篭の移転工事(移転前)野面
移設工事にあたって教えていただいたこと
~既存の場所と移転先それぞれのお写真をお送りいただき、お話しさせていただくとスムーズです~
①お庭の住所(既存の場所と移転先)
②灯篭のお写真 サイズ 一番大きなパーツの縦横奥行
(重量を計算し、作業方法を検討します)
③道路と建物・お庭・灯篭のある場所の距離
位置関係など(作業が可能か検討します)
④移転先の設置場所の広さと状況
(植栽などがある場合、土を掘る際に木の根は切ることになります)
⑤設置の際にセメントを使用してもよいかの確認(地面の基礎に使います)
⑥既存の灯篭を移動した後にできる穴の埋め戻しが必要か
(穴埋め用の土を持参します)
※できれば電源を貸していただけるとありがたいです。

道路やお庭の通路幅・駐車場の広さや、距離、屋根やひさし、
段差など細かく教えていただきました。日程の調整をして作業にうかがいます。
灯篭の引き取り作業荷物
◆使用する道具や機械
重たい石を動かす場合、クレーン付きのトラックで吊り上げますが、
トラックの荷台に重みがないと吊り上げられない為、
ウエイトになる石(今回は1t分)荷台に載せて作業します。

クレーンが届かない場合には、
キャタピラー付小型運搬車「力丸」に石を載せて運び、三つ又で設置します。
キャタピラー付小型運搬車力丸くん
状況に応じて必要な道具や機械が異なる為、
お庭の状況などあらかじめ詳しくお伺いします。

現地へ行かないと分からないこと、灯篭を動かしてみないと
分からないこともある為、考えられる事態に備え道具を準備します。

設置後のお庭 ↓

犬山市大縣神社にて神前灯篭の移設工事を行いました。
【工事前】参道の両脇に建つ8尺程度の大きな神前灯篭です。
神前灯篭移動(大縣神社)
周辺の工事を行い、移動先が決まりました。
神前灯篭移動(大縣神社)
上の画像では木で見えなくなっていた灯篭。火袋は後から作り変えられたものです。
神前灯篭移設工事(作業前)
自社にて設置していない灯篭は、どのような方法で接合し設置してあるのか分からない為、解体できるかどうかは、やってみないと分からないものもあります。
神前灯篭移動前接合部
神前灯篭移動前接合部
神前灯篭移動前接合部 笠
今回は綺麗に接合面が離れた為、無事に解体することができました。神前灯篭移設工事(解体後)
【移設後】
神前灯篭移設工事 (移設後)
神前灯篭が建っていた場所に石鳥居を建てます。








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