
この石で作った灯篭は、茶色ではありません。
甲州鞍馬で作った織部燈籠は、遠目では白みかげ石の色です。

これが甲州鞍馬の石なの?とお客様に驚かれることがあります。
たしかに、色が違いますよね。
甲州鞍馬石は茶色?白色?どっちが正解なのか。
石を切ってみると分かるかもしれません。
甲州鞍馬石を切る様子をご紹介します。

切ってみると、石の内部は何色でしょうか。

ご覧の通り錆色(茶色)は表面だけです。
外側は茶色で、内部は白っぽい色をしています。

だからといって、全ての甲州鞍馬石が同じかというと、
そういう訳でもなく。
石によって、色味が異なったりもします。

左)白地に茶色が多め 右)白地に黒の粒が目立つ

表面と中も同じ茶色ということはありません。
おおよそ白っぽい色(グレー)です。
でも、切ってみないと分からない、
一つ一つ個性があるのが石の楽しいところです。
甲州鞍馬で作った織部燈籠をよく見てみると
錆色(茶色)の粒が表面に出てきています。
これは加工後、年数が経過していく中で少しずつ石の内部から出てきた錆色です。
外側から付着したものではありません。

錆色が出てくるスピードや、色の出方や広がり具合などには差があります。
もし、白っぽい石色なのに
甲州鞍馬だと言われても騙されている訳ではありません。ご安心を(N)
















