岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:着色

石から絵の具を作ってみました。
(夏休みの自由研究の参考にどうぞ)
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
神社の狐のしっぽを補修しています。
着色用に、石を使って絵の具を作りました。

今回は顔料に溶岩を使います。
溶岩は細かくなりやすいですが、石種によっては、この方法では難しい場合があります。

【用意するもの】
乳鉢・石の棒・石頭・溶岩
ふるい(ネットなど)・メディウム※・紙コップ・筆
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
※メディウム(顔料と混ぜるとアクリル絵の具のようになります。)
画材売り場などで購入できます。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
1.溶岩を石頭で叩いて砕きます。
細かくなるまで繰り返します。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
ふるいを通して、残った大きな粒は再度細かくする。
粒々が多いと乳鉢では細かくできません。根気よくしっかりとつぶす。

2.乳鉢で更に細かくする
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
これくらいのサラサラの粉状にします。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
3.石の粉とメディウムを混ぜる。
器の中の白いジェル状のものがメディウムです。
実際には、写真の倍量の石の粉を使いました。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
収縮を防ぐ為、硬くなったら水を足します。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
メディウムは乾くと透明になるため、
完成する絵の具の色は、混ぜた時の色合いよりも濃くなります。

補修中の狐
尻尾は、石を付け足して作りました。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
付け足した御嶽山の石には、プツプツと気泡があります。
御嶽山石肌
気泡の中に、指で刷り込んで着色していきます。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
石を混ぜて作っているだけあって
通常のアクリル絵の具と比較すると、見た目にも石っぽくなります。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
既存の本体と付け足した石が、似た色合いになるように、
別の石の粉を使って、色合い調整をします。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
風化した具合を再現していきます。
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
着色作業終了
自由研究|石絵の具(顔料)の作り方
以前、「鉱物から作った絵の具で絵を描く作家さんがいる」と
お客様に教えてもらいました。とても魅力的な作品たちでした。

身近な石や綺麗な石を見つけて、石色の絵の具を作ってみてはいかがでしょうか。(N)



【夏休みの自由研究】
小学生向け



中学生の自由研究をお手伝いしました。↓

お手伝いできることがあれば、お問合せください。

弊社で製作した灯篭は、古色に着色してから展示する場合がございます。
こちらに並んでいる灯篭の部材たちは着色したての灯篭です。
展示場と併設している工場で職人たちがノミで仕上げた灯篭【手前から八角朝鮮塔、松琴亭、水蛍】
石灯篭が並んでいる様子
なぜわざわざ色を付けるかというと、お庭に白い石を置くと目立ちすぎてしまう為です、古びた色合いに着色することにより、お庭に馴染み落ち着いた雰囲気になります。時代の経過とともに自然に苔むしていくことが理想ですが、着色することにより時代が経過したかのような自然な古色を再現しています。
灯篭石屋の仕事
着色すると陰影が付き、彫刻した模様も綺麗に見えます。ノミで仕上げた石肌もわかりやすくなります。
水蛍の石肌は粗く自然な風合いを出しています。
植物の緑色と古びた色合いは相性が良くお互いを引き立てます。白と緑の明るく強い色彩よりも、古色と緑色の方が緑は生き生きと鮮やかに、石は重量感のある落ち着いた印象に感じられます。
水蛍の火袋 足があると生き物
配合など調整して着色液を作ります。着色液の塗り方にはコツがあり、同じ着色液を使っても仕上がりに違いが出ます。 黒色の着色液でできた水たまりは鏡のように空と灯篭を映しています。
水面に映った灯篭




兼六園の琴柱灯篭をH50㎝のミニサイズで製作しております。
灯篭が完成しました。
最後の工程として、秘伝の着色をします。
【着色前】兼六園 琴柱灯篭ミニチュア製造販売 着色前
建物内で薄暗く薄い茶色に見えていますが、
今回使用している夏山石の色はグレーというより白っぽい石色です。

このままでも良いのですが、
色が明るすぎて兼六園のものとはイメージが異なります。
兼六園の琴柱製造販売 ミニチュア足のはめ込み印
兼六園の風景に思い入れがあるお客様の希望に
なるべく近づけたいと思います。

そこで、石に着色をして古色に見せます。
着色については秘伝の配合と方法で行います。
配合は目指す色合いや季節・天気などを考慮し、職人の経験で決めます。
【着色後】※まだ完成の色合いではありません
琴柱灯篭 秘伝の着色
今回は、少し黄色みがかった色を目指しています。
写真の段階よりも、もう少し黄色みがかった色になるには
時間が掛かるので、お客様のお庭で最終的な色合いに仕上がる予定です。
琴柱灯篭 兼六園 ミニ灯篭完成 設置例
今回使用した夏山石の原石
灯篭原石 夏山石 ミニ琴柱灯篭用
この石から灯篭ができました。(N)
琴柱灯篭の製品について


兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その2足の加工~
兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その3火袋の加工~.
兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その4受の加工~
兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その5足はめ込み石~
兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その6こだわり~
兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その7笠と玉~
 
兼六園の琴柱灯篭をミニサイズで再現!製作工程 ~その8沓石~

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