岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:石の公園団地

杉田石材店は、石屋が集まる団地の中にあります。
石の公園団地|岡崎稲熊
団地の入口には「常夜灯」という石灯篭が建っています。
石の公園団地入口常夜灯|2016年撮影
(2016年4月撮影↑)
よく見ると、この燈篭には破損があります。
常夜灯|石の公園団地
笠の先端にある「蕨手(わらびて)」という
くるんとなっている箇所が欠損していたり、補修した跡も見られます。
常夜灯|石の公園団地
なぜ、欠けた石灯篭があるのか?
修理したり、撤去したりせずに建っているのか。
しかも、石屋の集まる団地の入口、石碑の横の目立つ場所に。

これにも、意味がありました。
石碑に刻まれた常夜燈の由来をご紹介します。
常夜灯由来碑
この燈篭、実は文政5年(1822年)に作られた常夜灯です。
石の公園団地が設立された50年前よりも、ずっと古い200年前です。

文政五年(1822年)に連尺町で創建されました。
(岡崎石製品協同組合連合会組合設立100年記念誌より)
文政時代に作られた常夜灯
岡崎市内で、はじめて秋葉講による常夜灯が建立されたのは寛政2年(1790)、この燈篭が建てられた文政期には町や村の信仰として秋葉信仰は庶民に広がっていきました。信仰の浸透とともに、石の産地である岡崎では、常夜灯の建立も盛んになっていきました。

今でも三河地域には秋葉山の常夜灯が街道沿いに多く残っています。
秋葉信仰は江戸時代から変わらず人々の身近な信仰の一つです。
地域の神社には秋葉山の祠があり、代参した方からお札が各戸へ配布されています。
常夜灯|石の公園団地
碑には、秋葉信仰と常夜灯についても刻まれていました。

『元来 秋葉神社は防火の神様であり
常夜灯と火事とは深いつながりがあり
日本人の生活の中で庶民生活の安寧を願う心が
火を崇める民衆の素朴な信仰心と結びついたもので有り
常夜灯に火を点して町の辻を明るくしようとした生活の知恵といえよう』

岡崎歳時記によると、その後、天保二年(1831年)に
出火の被害にあったと記されています。
そして、弘化元年(1844年)に再建されています。

灯篭の柱には、その説明の文字が刻まれています。
文政時代の創建と天保の再建
その後、昭和20年7月
市内の3分の1以上の家が焼失した岡崎空襲にあいます。
空襲により笠が破損してしまいます。
常夜灯|石の公園団地
昭和24年 戦災復興整理事業により南西の本町へ移転されました。
その後、昭和48年市街地再開発事業の為、更に移転せざるを得なくなってしまいます。
撤去されることなく、移転し残り続ける灯篭。
この燈篭がずっと大切にされ続けているのが伝わります。

その頃、石の公園団地が設立され、団地の建設にあたり移転先となったようです。

由緒碑によると、
『岡崎石工業界の先覚者裏町石工久七と其の一門の傑作にて
庶民の歴史と貴重な文化遺産を団地建設に当り
現状破損多きも当時を偲び末長く後世に傳え
災害難除と団地の繫栄祈願の為めここに建立する』とありました。
常夜灯|石の公園団地
この破損も歴史を残す遺産でした。
丁寧に作られれいる石灯篭も岡崎の文化を残す貴重なものです。
常夜灯|石の公園団地
建立の経緯を知らずに素通りしていた灯篭に
そんな思いがあるとは、知りませんでした。

災害難除と団地の繫栄祈願のおかげで、
団地ができて52年が経っています。(N)

常夜灯に関連する記事↓ (こちらも岡崎の石です。)







 









12月28日(土)から1月5日(日)までお休み

【1月の定休日】
12(日)13(月)18(土)19(日)26(日)
石灯籠|寸松庵活込
今年も西へ東へ北へと、石の仕事をさせていただきました。

ご遠方の方にも、お近くのお客様にも
声を掛けていただけることに感謝しております。

弊社は、石の産地 愛知県
岡崎にある「石の公園団地」という
石屋の集まった団地の中にあります。
ある日の夕方、展示場の前で石を前に悪戦苦闘していると、
通りかかった近所の石屋さんたちが、
声を掛けてくれ手伝ってくれました。
知恵を出し合い、安全に気を配り、ウチにある道具が使えるかもと
大きな道具をトラックで届けてくれたり、本当に石屋さんたちは優しい。

多くの人たちと繋がりながら、
石の仕事が続けられていると感謝しています。(N)

弊社のある石の公園団地は、石屋が集まった石屋団地です。
主要道路に面していないので、岡崎の人でも
団地に入ってきたのは初めてですなんて方もいらっしゃいます。

入口が分かりづらいので、ご紹介します。
【入口の碑と灯篭】 団地の案内地図もあります。
愛知県岡崎市稲熊石の公園団地入口記念碑
石の公園団地は坂道を上った高台にあります。
入口から坂道を登っていくと、地元の小学生が描いた壁画が明るく迎えてくれます。
岡崎城、花火、みかちゃん(鯉)、灯篭を造っている様子が描かれています。
愛知県岡崎市稲熊石の公園団地 壁画
桜があちこちで咲いて綺麗です、風が吹くと桜が舞っています。
坂を上り切って、道なりに進み、メイン道路を左に進むと突き当たりにあります。
 岡崎 杉田石材店
灯篭をはじめ、石製品をたくさん取り揃えています。
職人が石を加工している様子もご覧いただけます。
お気軽にお立ち寄りください。

なぜか、つくしが少し遅れて今ごろ出ています。
杉田石材店展示場春つくし
ユキノシタ
杉田石材店展示場春ユキノシタ
杉田石材店展示場春
暖かくなり敷地内の緑が増えてきました。
グレーや茶色の石色ばかりの展示場の中、小さくかわいらしい春の花が咲いています。ホトケノザ・からすのえんどう・オオイヌノフグリ・ハコベ、展示場が色どりよくなってきました。

会社名 株式会社 杉田石材店
所在地 愛知県岡崎市箱柳町川南西13-2(石の公園団地内)
電話   0564-21-2871
※東名岡崎インターより車で10分


石の公園団地入口↓
石の公園団地入口|愛知県岡崎市稲熊
資材置き場を通過し、第二展示場手前を左折、突き当りが
杉田石材店本社 工場 本社展示場です。
杉田石材店社屋|岡崎市石の公園団地


日本の石材三大産地の岡崎市で文政11年(西暦1828年)に
初代甚造が石屋町にて開業し、創業187年(2015年現在)の石屋です。

岡崎市石屋町|杉田石材店
写真は、戦後しばらくしてからの石屋町の写真です。↓
昭和初期の㈱杉田石材店の店舗

(杉田石材店の店舗 昭和)
昭和47年までは、毎朝6時頃よりノミに焼き入れし直す作業もしておりました。

こちらは岡崎城に展示されていた石道具です。
弊社 六代目 杉田好雄が使用していたもの↓
石道具|杉田石材店
【取扱い製品】
石製品全般
庭園用の石灯篭(とうろう)をはじめ、水鉢、砂利、敷石など庭用石製品一式
狛犬、鳥居、寺標など神社仏閣用石製品、墓石、仏像などの石彫刻品
記念碑やモニュメント、石像など、石のことなら何でも揃う石のデパートです。
杉田石材店展示場|岡崎市石の公園団地
200種類 2000本以上の展示品を実際にご覧いただけます。
杉田石材店展示場|岡崎市石の公園団地
国産灯篭など、国内最大級の在庫数の中からお選びいただけます。杉田石材店展示場|岡崎市石の公園団地
杉田石材店展示場|岡崎市石の公園団地
杉田石材店資材置き場


杉田石材店社屋|岡崎市石の公園団地
また、展示場と同じ敷地に工場がありますので、灯篭の製作風景もご見学いただけます。


昭和59年には礼宮様(秋篠宮様)がご見学されました。
礼宮様(秋篠宮様)杉田石材見学
石製品を愛知県岡崎市から全国へ発送しております。
自社トラックにて配送設置もさせていただいております。(近隣エリア)
海外への石灯篭の発送も対応いたします。お気軽にご相談ください。

~心のかよう石づくりをめざして~
石を単なる物として販売するのではなく、
一彫ごとに真心を込めて商品を造り、
お客様の <想い・安心・やすらぎ・感動> を石という形にあらわし、
お客様と心のかよう商品をご提供できるように努めています。

一般的にはわかりづらいと思われる石製品を、
永年培った経験と知識でお客様に迅速・丁寧に
ご相談に応じられるように、更に努力を積み重ねて参ります。

灯篭製作風景 ひとノミひとノミ想いを込めて
~こだわりの灯篭~
こだわりの本格的な石灯篭を製造販売しております。

ほとんどの灯篭には、原型となる【本歌(ほんか)】がございます。
弊社では、現地へ足を運び、極力実物を採寸し、職人が手作りしております。
基本的には本歌から忠実に造りますが、
灯篭として美しく見えるように、膨らみや反りを工夫し
微妙にバランスを変えて造る場合もございます。
わずかな違いが全体の印象を大きく変えます。

永年の経験や知識を生かし、見る人の心が豊かなものになるよう、心を込めて造っております。

↑このページのトップヘ