「卒業論文のテーマとして石造物、特に社寺の石灯篭に関心を持って調査をしている」とメールをきっかけに埼玉県から愛知県へ大学生が調査に来られました。
弊社会長が質問等にお答えしながら1時間程度お話をさせていただきました。弊社の昭和初期の手書きのカタログや石灯篭の書籍など参考になりそうな資料を並べると興味深く手に取ってページをめくっていました。
石灯篭の研究参考文献
灯篭を製作する職人より灯篭の製作工程の説明をしました。
灯篭の作り方説明
展示場にある灯篭を見学しながら具体的な話をします。
神社の工事等を担当しているスタッフからは現在の神社仏閣での石工事や献灯などの状況をお話しさせていただきました。
石灯篭の説明
引き続き翌日は採石場の見学(詳しい様子は後日ブログにてご紹介します)
採石場(石切り場)
岡崎の石屋の場合、採石している業者のことを山石屋さんと呼んでいます。加工をする多くの石屋は山石屋さんから石を分けてもらって仕事が成立しています。
スケールの大きな風景を写真だけではお伝えできず心苦しいです。。。
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【露天掘 階段採掘法】山を階段状に掘り下げていく採石方法です。
採石場山石屋(岡崎市)
「かっこいい石肌ですね」と伝えると、「かっこいいでしょう」と言ってくれる山石屋さん。石が好きなんだなと感じます。スケールの大きなものばかり見ているとクラクラしてきます。採石場で2m位の石は小さく見えてしまいますが日常の空間へ持っていくとかなりの存在感があります。
採石場山石屋(岡崎市)
石を山から切り出す過程を知ることで、改めて機械や運送の発達する以前から多くの石造物がいたるところに存在することへ驚きと不思議さが増したようでした。
採石場山石屋(岡崎市)
2日間、社内外で様々な立場の人からお話しさせていただき、文献では分からない石に携わる人たちの想いが伝わったように感じます。岡崎に来て少しは見え方が広がったかな?と勝手に思っています。さらに調査研究を進め納得のいく論文が仕上がるよう祈っています。