岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:石屋

12月28日(土)から1月5日(日)までお休み

【1月の定休日】
12(日)13(月)18(土)19(日)26(日)
石灯籠|寸松庵活込
今年も西へ東へ北へと、石の仕事をさせていただきました。

ご遠方の方にも、お近くのお客様にも
声を掛けていただけることに感謝しております。

弊社は、石の産地 愛知県
岡崎にある「石の公園団地」という
石屋の集まった団地の中にあります。
ある日の夕方、展示場の前で石を前に悪戦苦闘していると、
通りかかった近所の石屋さんたちが、
声を掛けてくれ手伝ってくれました。
知恵を出し合い、安全に気を配り、ウチにある道具が使えるかもと
大きな道具をトラックで届けてくれたり、本当に石屋さんたちは優しい。

多くの人たちと繋がりながら、
石の仕事が続けられていると感謝しています。(N)

テレビ番組の撮影取材がありました。
名古屋テレビ(メ~テレ)の「サクセス」という番組です。
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
事前に下見を兼ねた打ち合わせがあり、
撮影当日は朝から夕方まで、一日かけて行われました。

ノミで石を彫る職人の姿
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
プロのカメラを通すと、普段見慣れた風景も違って見えます。
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
穏やかな天候のもと、屋外での撮影も順調に進みました。
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
日だまりの中、苔むした蹲を撮影
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
水面の色合い、影のでき方、光の当たり具合など、
照明や反射板などを調整していくと、モニターに映る映像が
どんどんきれいになっていきます。
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
1カットごとの撮影を終えると
「ありがとう」と声を掛け合い、和やかな雰囲気で進めていました。
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」
「サクセス」は、東海地方で活躍する経営者の素顔に迫る番組です。

2024年1月27日(土)放送
午前7:55~8:00
メ~テレ(名古屋テレビ) 愛知・岐阜・三重のみ

社長インタービューや職人の加工など放映予定(N)
テレビ取材撮影|メ~テレ「サクセス」

芸術大学を修了し、それぞれに彫刻に携わっているという方々に「石都岡崎」をご案内いたしました。
~石屋・採石場・石道具屋さん(鍛冶屋)巡り~
まずは石屋の見学
特殊な彫刻品は受注生産が多く、納品してしまうと各地に設置され、工場には作りかけの製品もあまりないタイミングだったので申し訳なかったです。過去の制作写真をご覧いただき、工場で加工のお話をさせていただきました。加工している人だからこそ分かる技術に驚かれたり、灯籠の作り方や道具の使い方に興味を持たれたりしていました。たくさん灯籠が並ぶ展示場をご覧いただいていても、普段ご案内しているお客様とは一味違う反応が新鮮です。面白いと思ってもらえるポイントや灯籠の見え方、見どころが違います。そんな風に作るんですか?この灯籠安すぎじゃないですか?と作る人だからこその感想もありました。
泉涌寺の笠
例えば、雪見灯篭の笠をノミで作る時、角を欠けさせないように慎重になってしまい、広い面と比較すると細かなノミ跡になってしまいがちです。広い面と同じ調子でノミを当てて形を作っていくことは技術と経験が必要です。石を叩かない人にとっては想像するしかない技術的な面も、これはスゴイ!と驚いてもらえます。

続いて、市内の採石場へご案内しました。
山の中に現れる石に囲まれた空間は、何度訪れても神秘的で荘厳さを感じます。
岡崎採石場|石壁
岡崎の石は露天掘り階段採石法と呼ばれ、山を掘り下げて採石していく為、垂直な石壁に囲まれた非日常の空間です。今から夏まで陽が差さないというこの場所は、ひんやりと清々しく空気が澄んでいるように感じます。話し声も反響し聞こえてきます。
岡崎採石場|石壁
誰もがスケールの大きさに「わあ!スゴイ!」という反応をされます。
岡崎採石場|石壁
5人が立っている足もとは断崖になっており、石を割り出していました。
岡崎採石場|宇寿石
採石すると大きな石がゴロンゴロンと動かされます。
大きな石鳥居の柱などを作る材料は、長尺物(ちょうじゃくもの)と呼ばれます。石の種類によって、採石可能な石の最大サイズや形状は異なり、採石する段階で石が折れてしまうなど、長尺物に向かない石もあります。そのため、大きなサイズの原石が必要な時に、使用できる石は限られ、石屋では『長尺物も採れる石』は重宝されます。こちらの石は5メートル以上の長尺物も割り出せます。
宇寿石原石
採石場に並んだ石を見て「綺麗~」という声があがったことは、石を加工する人たちの視点ならではでした。多くの方が石に圧倒されて見落としがちな、素材として美しさに感動してもらえると、岡崎の石も鼻高々です。
宇寿石原石
宇寿石原石
岡崎のみかげ石の特徴でもある、白色雲母が混ざった体積している砂のキラキラ具合に気が付いてくれたり、この厚みでこんなに大きな石が割れるのかと驚かれたり
セリ矢の跡
別の採石場では、割った石を見て、「これだけのピッチで割るってことは、割りにくい石なんですか?」と質問があったり、石を加工する人ならではの視点が新鮮でした。
石の採石場岡崎市|岡崎青石牛岩
石を触わりながら「彫ってみたい」と石を真剣に選び、割り出した石をカッコいいと言っている姿は、やはり彫刻をする人たち。石への愛を感じます。

続いて、石道具屋(鍛冶屋)さんへ訪れました。
たくさん並んだ石道具を選ぶ姿は、駄菓子を選ぶ子どもたちのようで、これもいい あれもいいな、何これ?? めっちゃいい、テンション上がる~と嬉しそう。ノミや石頭、矢を手に賑やかなお買いものです。道具を手に『石を彫りたくなる!』という言葉が聞けよかったです。
鍛冶屋さんの年季の入った機械や、動く音に「かわいい」と反応したり、初めて観るものにワクワクされると、こちらも楽しくなります、鍛冶屋さんもかわいいなんて初めて言われたと驚いていましたが、嬉しそうでした。

地域や環境は違えど、石に関わる人たちに会えると嬉しくなります。
岡崎ではグレーのみかげ石は見慣れた存在ですが、他の地域へ行けば、見慣れない貴重な石となります。岡崎のみかげ石を普段扱っていると、特徴的な面は感じなくなってきます。しかし、白くて綺麗な石ですし、個性が強すぎないからこそ幅広く利用できます。岡崎をご案内して、岡崎の石の魅力を再発見しました。(N)



「石が爆ぜる」と聞くと石が粉々に割れてしまいそう?
「石に貫通穴をあけると石が爆ぜる」が、どんな状況かご紹介します。

石に穴を開ける方法は、過去のブログ記事をご参考ください。

コア抜きという穴あけ機械で石をくり抜きました。
底面撮影
石が爆ぜる穴あけコア抜き (5)
よく見ると円の縁取りがガサガサしています。
これが「石が爆ぜた」跡です。
くり抜いた石がこちらです↓
円柱状にくり抜いた最後の部分はバリのように石が残ります。
石が爆ぜる穴あけコア抜き (4)
片面は丸ですが、反対面は縁取りがガタガタしています。
石が爆ぜる穴あけコア抜き (3)
丸く貫通してくり抜けるのではなく、
最後は圧力で石が爆ぜて円の周囲は大きく石が取れてしまいます。

穴を一度で貫通させずに、表裏の両面からコア抜きをすると
きれいなくり抜き穴ができます。

用途に応じで穴あけ方法を変えています。
今回は設置した時に見えなくなる面ですので、そのままにします。
石が爆ぜる穴あけコア抜き (2)
「石 穴 爆ぜる」検索サイトで調べても 
「検索条件と十分に一致する結果が見つかりません」と表示されました。
石屋用語はなかなかネット上で見つかりません。
方言のように地域差があり、石が爆ぜるって日本語が間違っている?他の言い方がある?あな 孔 石屋 などキーワードを変えても望みの情報は出てきませんでした。情報が見つけられないことはブログに書いています。この記事が誰かの役に立ちますように。(N)

「HEBEL HAUS」さんのCMに出演しました!
かっこいいCMの中でスタートの石を叩くシーンに出演しています。かっこいい音にも注目してご覧下さい。
 
石に直線を彫っている場面を撮影したいとCM制作会社の方よりお問い合わせいただき、出演させていただくことになりました。本社工場内での撮影時の様子をご紹介します。
石の彫り方の作業手順などをち合わせしています。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
朝から小雨の降る中、たくさんのスタッフさんが準備をしてくれました。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
何が、どのような役割をするのか?見たことのない機材が次々出てきます。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
それぞれの機材をセッティングし打ち合わせを進めていきます。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
「かっこいい光にしてください」と頼むと、そのようにしてくれる照明のスタッフさんは雲の切れ間を見て「太陽の光〇分位です」と自然の光も利用しながら撮影していました。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
見慣れた作業風景も違った景色に見えてきます。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
和やかな雰囲気を作って撮影していただきました。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
スタッフと機材に囲まれてノミ先の撮影をしています。職人を撮影していた先ほどまでのカメラとは異なる専用のカメラ機材を使って撮影をしています。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
都内のスタジオでは石の撮影していただきました。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
こちらが今回の撮影用に製作した石です。燈籠や水鉢でも用いられる山型の線を作る彫り方です。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
CMには石以外に、すり鉢・碁盤などを作る職人が出演しています。素材は違えどモノづくりの職人の姿はどれもかっこいいです。撮影スタッフの方がどの職人も今回の撮影は内容が濃くて、それぞれの職人で番組が作れる内容なんじゃないかと話してくれました。他の職人さん達の話もぜひ聞いてみたいですよね。

当日は専門用語が飛び交いう中、高度な技術を持った専門分野のスタッフがレベルの高いチームワークで撮影を進め、プロの方々の力を目の前で実感しました。スタッフの皆様には、よい雰囲気で撮影していただき大変感謝しております。今回のCM制作にあたり、石を候補に挙がったことも感激でした。普段見ることのない現場に立ち会え楽しい撮影となりました。
「HEBEL HAUS」石に直線を彫るCM撮影風景
次回ブログでは、今回の撮影で使った石ができるまでの製作工程についてご紹介します。(N)


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