岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:踏み石

石を買い取ってもらえませんか?
と時々お問い合わせをいただきます。

結論から申し上げると、買取および引取はお断りすることが多いです。
状況によっては、撤去費用をいただいて作業することもございます。
積み込み完了荷台
なぜかというと、石製品は重量物の為、
引き取り作業と運搬費用を差し引くと
お支払いできないことがほとんどだからです。

お庭を作った当時は、石を設置できたはずでも、
その後、塀や駐車場などが作られ植栽が入ったりしています。
石の近くまで重機が入れない場合や、
ご自宅までの道路幅が狭くトラックが入れないなど、
作業自体が困難なこともあります。

クレーンなどの重機を使わない方法もありますが、
どうしても作業に時間がかかってしまいます。

お電話だけでは判断ができない為、
写真をお送りいただき、石の詳細やお庭の状況をお訊ねします。

1 所在地・・・基本的に愛知県岡崎市内・愛知県また近距離の方
2 製品  ・・・灯篭・飛び石・敷石・踏み石・庭石(銘石)など庭用石材
         (破損の有無・灯篭の種類・大きさ・石種・年代・状態)
3 数量 ・・・状況によって、石製品の数が多すぎてお断りする場合、製品によっては1点のみの為、お断りするケースもございます。        
4  搬出方法・・・道路幅・歩道の材質・道路からの距離・トラック駐車場所の確保(トラックの車幅2m 長さ6m 高さ2.6m)
クレーン横づけ可能か・屋根(カーポート)背の高い庭木や電線の有無など
5 期限 ・・・いつまでの作業を希望するか

上記内容をご連絡いただき、石の大きさと、庭の状況が分かる写真をお送りください。
大きな灯篭などサイズが測りにくいものは次の箇所を計測してください。
【雪見灯篭の場合】笠の長い辺
灯篭サイズ測り方
【立ち灯篭の場合】火袋(あかりを灯すパーツ)一辺の長さ
灯篭サイズの測り方
【地輪(一番下のパーツ)】幅 × 奥行 × 厚み
灯篭のパーツの中でも一番重たい部分です。
灯篭サイズ測り方
大きな灯篭の場合、地輪が大きく、厚みが分厚いことが多いです。
土に埋まっている厚みも重要です。
500キロを超えることもあり、トラックが近付けない場所では
クレーンでのつり上げが出来ないこともあります。
処分の場合には、現地で石を割って運び出すこともあります。

【全体の写真】灯篭には様々なデザインがあります。
引取りの可否には、灯籠全体のバランスも重要です。
こちらは江戸型という灯篭で昭和初期に製作されたものです。
小さな欠けがありましたが引取りしました。
石灯篭江戸型
さまざまなご事情で、行き場を失ってしまう石製品
「引き取ってもらった方が石にもいいんじゃないか」
そんなお気持ちに、お力になれればと思います。

石は年月の経過とともに味わいが増します。
敷石などには使用しないと出ない石肌があります。
また、形やサイズによっては古くないものでも
引き取らせていただくものもございます。

ご希望に添えないことが多いですが、一度ご相談ください。

石に携わる人たちの想いや苦労を知ると、
簡単に処分することにはどうしても抵抗があります。
石のことを思うと、活かす道を考えていただきたいです。(N)

重量制限があるマンション玄関用に薄型の飛び石を作っています。
前回までの様子はこちら→飛び石製作のはじまり その2(石がパカッとなる場面)
薄く機械でカットした石の底面に、飛び石の形に線を引きます。足の運びや配置を考慮して形や大きさを決めます。写真では見えにくいですが赤色で輪郭を描いています。
飛び石の製造販売
コヤスケという石道具で余分な箇所を払って全体の大きさと形をきめます。
飛石製作(コヤスケ)
飛石製作(コヤスケ)
小口(割った断面)の加工をします。
飛び石製作(ノミ)
コヤスケを当てて角を落とします。
飛び石の作り方
ノミで不要な箇所を落としながら形を作ります。
飛び石製作(ノミ)
飛び石製作(ノミ)
ノミで角をつぶすように仕上げます。
飛び石の作り方
踏み面のつまずきそうな凸部分を落とします。
飛び石の作り方
石を濡らして全体を確認して完成です。
飛び石の作り方
踏み面には極力手を加えず自然な石肌で、厚みはなるべく薄く・・・というご希望でした。飛び石としては通常のものより、かなり薄い作りです。設計士さんに重量計算をしてもらい、蹲・飛び石・砂利の重量を計算しながら極力薄く作りました。
マンションの玄関扉を開けると「和モダンな庭」飛び石を歩いてクロークへ進みます。
飛び石(薄型)の作り方完成

飛び石の製作その1(飛び石製作のはじまり)
飛び石の製作その2(石がパカッとなる場面)

飛び石づくりをご紹介しています。前回までの様子はこちら→飛び石製作のはじまり
機械で切れ目を入れた原石
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
機械で切る場合、刃の厚み分プラスアルファ位の隙間ができます。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
隙間にスリングベルトを引っ掛けてクレーンで吊り上げます。飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
パカッ
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
蛭川石の綺麗な石目が現れます。濡れていると黒・グレー・サビ色(茶色)・白色がはっきりします。自然のグラデーションが美しいです。・・・でも今回はこの面は使いません。
岐阜県産蛭川石切削面
飛び石にするのは、こちらです。上面は手を加えず小口(側面)を加工していきます。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~

飛び石の製作その1(飛び石製作のはじまり)
飛び石の製作その3(手加工の様子)




飛び石の製作をしました。
通常飛び石は10㎝程度の厚みがありますが、マンションの玄関スペースに利用する為、なるべく軽い飛び石を作れませんか?というご相談でした。底面をくり抜くにも、破損の心配があり大きくくり抜けず、劇的な軽量化は望めません。今回は厚みを薄くして製作することにします。
飛び石(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
手を加えた石肌ではなく、自然の石肌を活かしたものを飛び石に使いたいというご希望でした。灯篭の材料にも使っている岐阜県産の蛭川石を使って作ります。飛び石に使えそうな平らな面がある石を選びます。
この石は上を向いている面を使って400×300mm内外の飛び石を作ります。上っ面だけを切り落として飛び石に加工します。
岐阜県産みかげ石(蛭川石)の原石
この石は、一つの石を真ん中で割って、割り肌面を飛び石の踏面にします。
岐阜県産みかげ石(蛭川石)の原石
それぞれ使用したい面だけを薄くスライスします。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
飛び石に使う部分を機械でカットした状態。
飛び石製作(天然石)の製作~薄型・軽量タイプ~
これから飛び石の形を作っていきます。
飛び石の製作その2(石がパカッとなる場面)
飛び石の製作その3(手加工の様子)


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