岡崎市 老舗石屋㈱杉田石材店のブログ
石灯篭(とうろう)庭園・神社用など石製品の製造販売

【創業190余年の老舗石屋】国内最大級の在庫展示数 石灯篭(とうろう)水鉢など庭用石製品をはじめ、石製品全般取り扱っております。本格こだわりの手作り石灯篭(とうろう)をお探しの方は実際に見比べてください。工場では職人の制作風景もご覧いただけます。~心のかよう石づくり~をめざし見る人の心が豊かになるよう心を込めて造っております。これからも技術を絶え間なく積み重ねてまいります。当ブログでは石彫刻品 記念碑 石像 モニュメント等の製作過程や設置事例をはじめ石屋の日々をお伝えしております。

タグ:龍

龍の水鉢の設置工事がすべて完了しました。
水鉢の上には龍上観音(檀家さんの石材店様にご用意・設置いただきました)が立っています。観音様の足元には水が溜まり、少しずつ龍の体を伝って流れていきます。
秋月院|龍の水鉢龍上観音
龍上観音が手に持つ水瓶は逆さを向いています。この水瓶からは功徳水という有りがたい水が出ていると言われています。「願い事をしながら龍に溜まった水をひしゃくで、観音さんに掛けて願い事を叶えてほしいです。(住職)」
秋月院|龍の水鉢
秋月院|龍の水鉢
観音様の前には、石あかりを設置しました。
秋月院|龍の水鉢龍上観音石あかり
石あかりの背面は、ひしゃくが掛けられるようになっています。
綺麗に水が流れるように井戸水を調整しています。
秋月院|龍の水鉢龍上観音ひしゃく置き
たくさんの方にお参りしていただけたら嬉しいです。
秋月院 名古屋市瑞穂区大喜町1-28







「カニクレーン」という小型移動式クレーンを使って龍の水鉢を設置しています。
カニクレーン作業中
こんな風に足を広げて重たい石を吊り上げてくれる重機です。
トラックに付いたクレーンでは作業できない場所などで使われます。、
カニクレーン作業中
お墓の工事などでもお世話になるカニクレーン。
カニクレーン作業中
作業前は足をコンパクトに折りたたんでいます。キャタピラーでのろのろ移動します。
かっこよく変身し、働きます。
カニクレーン作業中



龍が彫刻された水鉢を製作しております。最後に作った背びれ。
龍の石像 彫刻 鱗背びれ
龍石像 彫刻背びれ
完成した水鉢
龍の石像彫刻水鉢|龍上観音
龍の石像彫刻水鉢|龍上観音
龍の石像彫刻|龍上観音
【龍の顔】
龍の顔 石像彫刻
口の中、牙と舌。恐る恐る触れてほしいです。
龍の石像彫刻牙
後ろ姿 後ろになびく髭が動いているように感じさせます。
龍の石像彫刻 後ろ姿
玉(如意宝珠)を掴んでいる前足。
命が吹き込まれたように生き生きと見えます。
IMG_6254
爪先
IMG_6255
この後、設置工事に伺います。

龍の水鉢を製作しています。
背面の日にち、お名前等を彫刻するスペースは「こたたき」という技法で仕上げました。
【こたたき仕上げ】 四角い枠の中がこたたき仕上げです。道具の跡が横筋に残ります。手作業で均一な跡が付くよう仕上げます。
石の仕上げ方法 コダタキ仕上げ
【使用する石道具】 コ両刃
石道具小叩き
原型のないものを製作する場合は、デザインや彫刻を考えながら作業しています。一度石を削ってしまうと、付け足すことができない為、やり直せない判断を常に迫られます。
例えば・・・
『下の画像の赤枠の部分をどうするか。』
・内側に鋭角に角を落として、設置した際に浮いて見えるようにするか
・内側にゆるく角を落として、ノミ跡の力強さを見せるか
・水をどのように流すか
設置される場所や、水鉢全体の雰囲気など総合的に考えながら良い形を考え作りあげていきます。
龍の石像 水鉢底面
龍の水鉢 底面の角 角度
【設置後の画像】
制作を進めながら頭の中で完成のイメージが鮮明になっていき、設置でもそのイメージに沿って進んでいきます。
BlogPaint
仕上げ方法は龍の迫力に負けないよう細かい仕上げではなく、あえてノミを使用したムシリ仕上げにしました。
龍の水鉢 ノミ仕上げ 石屋
断面の仕上げは、龍の細かい彫刻から続くように上部は細かいノミ仕上げ。下へ行くにつれて段々と荒いノミになるよう仕上げました。
龍の水鉢 彫刻







龍の水鉢を製作しております。
水鉢には龍の体以外にも様々な彫刻をします。
裏面の額は3重に縁取りをして華やかな印象にしました。この額縁の中に日にち、お名前などを彫刻します。職人が赤鉛筆の上から墨で描いているのは、雲と波です。
額縁と雲の模様
段々と完成に近づいてきました。
龍の後ろ姿 前足の付け根から後方へ炎が出ています。
龍の彫刻後ろ姿
額縁の下には蓮華を彫りました。
蓮の花 蓮弁彫刻
波を彫刻している様子 平らな面が少しずつ立体になっていきます。
石屋の仕事 龍の彫刻
底面に近い部分は、石を横向きに寝かせて作業しています。底面には給水用のパイプ穴と排水の穴があけてあります。
龍の水鉢の底面
縁の加工は欠けないように慎重に作業します。
水鉢の下端彫刻風景



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